メニュー(閉じる)
閉じる

ここから本文です

Wath's New

専門職応援

日々の仕事に役立つトピックを、そのジャンルのプロフェッショナルがテーマに沿って連載するコーナーです。
認知症、虐待対応、リーダー論、子育て支援などなど、各テーマ週1回のペースで更新中です。

専門職応援一覧

モーツアルトは、ミゼレーレを一度聞いただけで採譜したお話を前回のブログでご紹介しました。その他にも、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を一度聞いただけで、それをすぐに演奏できる人のいることが分かっています。驚異的な能力を持ち…

専門職応援一覧

モーツアルトには、バチカン・システィーナ礼拝堂の秘曲「ミゼレーレ」を採譜した有名なエピソードが残っています。そのモーツアルトは、今日、ADHDのある人だったと指摘されています(岩波明『天才と発達障害』、2019年、文春新書;岩波…

専門職応援一覧

鈴木俊貴さん(京都大学白眉センター特定助教)は、野鳥のシジュウカラの言語を解明する画期的な研究を積み重ねています。昨今、テレビ・雑誌等のマスコミで盛んに紹介されるだけでなく、動物言語学という新しい研究領域のパイオニアとし…

専門職応援一覧

院生時代にバイトをしていた精神障害に係わるデイケアで、利用者のGさんとテレビの「水戸黄門」の再放送を毎日見ていたことがあります。TBSの「水戸黄門」シリーズは、1969年8月~2011年12月の42年余り続いた長寿番組です。旅行脚する「…

専門職応援一覧

今、受験シーズンの真っただ中です。18歳人口の減少が止まない中で、大学の入学定員は増加していますから、全入や定員割れに直面する大学は増えています。まことに残念ながら、福祉系の大学・募集単位の不人気はひときわ目立ちます。多く…

専門職応援一覧

赤瀬川原平さんの『老人力』(1998年、筑摩書房)が上梓されたのは、介護保険法の施行(2000年)を目前に控えた時代でした。当時のベストセラーであるこの本は、様々な点でエポックメイキングでした。老人と老いに係わるネガティヴな捉え…

専門職応援一覧

「老害」とは、「(老人による害の意)硬直した考え方の高齢者が指導的立場を占め、組織の活力が失われること」です(広辞苑[第六版]より)。組織の世代交代や新陳代謝を阻む高齢者(または高齢層)が組織の幹部層に居座ることによって…

専門職応援一覧

とても有意義で、前向きな新刊書が出ました。谷口真由美・荻上チキ著『きみの人生はきみのもの―子どもが知っておきたい「権利」の話』(NHK出版、2023年)です。この書物は、日本国憲法と子どもの権利条約にもとづき、「子どもたちの2…

専門職応援一覧

ASD(自閉スペクトラム症)のある人への虐待が発生した障害者支援施設に、私が検証活動や研修で係わってみると、そのすべての施設に強度行動障害支援者養成研修を受講した職員がいました。そこでまず抱く疑問は、この研修は支援実務にど…

専門職応援一覧

障害のある人に係わる虐待の定義と例示について、かねてから私はある疑問を抱いてきました。障害のある人への支援は、障害のある人自身が権利を行使する必要性に応える合理的配慮の提供に該当します。合理的配慮は、障害のある人の権利利…