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月イチ確認テスト
前の月の「今日の一問一答」から20問を厳選。時間をおいて解くことで、記憶に定着したかどうかもわかります。復習できているかのチェックも兼ねて満点を目指しましょう!
2024年06月分の確認テスト
2024年07月12日
内容が正しい場合には、誤りの場合には
にチェックして下さい。
設問 1 |
更生保護の処遇は、矯正施設における施設内処遇を主とする。 |
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設問 2 |
触法少年に対して、家庭裁判所は少年院送致の保護処分をすることができる。 |
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設問 3 |
懲役刑の全部の執行を猶予された者は、裁判所の裁量によって保護観察に付されることがある。 |
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設問 4 |
保護観察対象者は、保護観察所及び保護司による補導援護を受けることが義務化されている。 |
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設問 5 |
更生緊急保護は、対象となる者からの申出がない場合は職権で行うことができる。 |
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設問 6 |
社会福祉士の名称は、国家試験の合格をもって使用することができる。 |
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設問 7 |
社会福祉士及び介護福祉士法と、精神保健福祉士法には、社会福祉士と精神保健福祉士に共通する「集団的責任」の保持が明記されている。 |
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設問 8 |
認定社会福祉士は、高齢分野、障害分野、児童・家庭分野、医療分野など、分野ごとに認定される。 |
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設問 9 |
「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」(2014年)では、「ソーシャルワークの定義」(2000年)と比べて、ソーシャルワークの中核をなすものとして、集団的責任の原理が加えられた。 |
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設問 10 |
「ソーシャルワークのグローバル定義」(2014年)では、ソーシャルワーク専門職の中核となる任務として「人々のエバリュエーション」があげられている。 |
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設問 11 |
システム理論に基づくソーシャルワークの対象の捉え方として、家族の様々な問題を家族成員同士の相互関連性から捉える。 |
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設問 12 |
岡村重夫は、保護的機能は、個人が必要とする保護を一時的に提供するために発揮されるとした。 |
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設問 13 |
グループワークを体系化したのは、コノプカ(Konopka,G.)である。 |
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設問 14 |
行動変容アプローチは、クライエントが、置かれている否定的な抑圧状況を認識し、自らの能力に気付き、その能力を高め、問題に対処することを目指す。 |
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設問 15 |
ジャーメイン(Germain,C.)によるエコロジカルアプローチの特徴として、問題の原因を追求するよりもクライエントの解決イメージを重視する。 |
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設問 16 |
アクションリサーチとは、特定の状況における問題解決に向けて調査者が現場に関与する社会調査である。 |
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設問 17 |
国勢調査の対象者は、日本に居住する日本国籍をもつ人に限定されている。 |
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設問 18 |
標本抽出には、性別や年齢といった母集団の特性を基準にする抽出法がある。 |
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設問 19 |
適切に抽出された標本調査であれば、標本誤差は生じない。 |
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設問 20 |
比例尺度の方が、間隔尺度よりも情報量が多い。 |
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採点結果
あなたの得点は | — | 点です。 |
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問題と解答・解説
設問 1 |
更生保護の処遇は、矯正施設における施設内処遇を主とする。 |
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正しい答えは『
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更生保護の処遇は、保護観察を中心とする社会内処遇を主としている。更生保護法第1条において、「犯罪をした者及び非行のある少年に対し、社会内において適切な処遇を行うことにより、再び犯罪をすることを防ぎ、又はその非行をなくし、これらの者が善良な社会の一員として自立し、改善更生することを助ける」と規定されている。 |
設問 2 |
触法少年に対して、家庭裁判所は少年院送致の保護処分をすることができる。 |
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正しい答えは『
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保護処分の決定時に14歳に満たない少年については、特に必要と認める場合に限り少年院送致の保護処分ができるとされている(少年法第24条第1項)。なお、少年院法で少年院送致の対象者の年齢は「おおむね12歳以上」とされている。 |
設問 3 |
懲役刑の全部の執行を猶予された者は、裁判所の裁量によって保護観察に付されることがある。 |
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正しい答えは『
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設問のとおり(刑法第25条の2)。 |
設問 4 |
保護観察対象者は、保護観察所及び保護司による補導援護を受けることが義務化されている。 |
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正しい答えは『
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設問のとおり。保護観察における補導援護とは、援助的・福祉的な性格を有する取組みのことをいう。 |
設問 5 |
更生緊急保護は、対象となる者からの申出がない場合は職権で行うことができる。 |
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正しい答えは『
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更生緊急保護は、対象となる本人による保護の申出があった場合に行われる(更生保護法第86条第1項)。 |
設問 6 |
社会福祉士の名称は、国家試験の合格をもって使用することができる。 |
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正しい答えは『
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社会福祉士登録簿に登録され、登録証が交付されて初めて社会福祉士の名称を使用することができる。 |
設問 7 |
社会福祉士及び介護福祉士法と、精神保健福祉士法には、社会福祉士と精神保健福祉士に共通する「集団的責任」の保持が明記されている。 |
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正しい答えは『
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集団的責任の保持は、両者ともに法的責務として位置づけられていない。この責務は、ソーシャルワーク専門職のグローバル定義、そして、ソーシャルワーカーの倫理綱領における原理の1つとして位置づけられているものである。 |
設問 8 |
認定社会福祉士は、高齢分野、障害分野、児童・家庭分野、医療分野など、分野ごとに認定される。 |
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正しい答えは『
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認定社会福祉士は分野ごと(高齢分野、障害分野、児童・家庭分野、医療分野、地域社会・多文化分野)に認定される。一方、認定上級社会福祉士は分野ごとの認定ではなく、自らの実践に加え、複数の分野にまたがる地域の課題について実践・連携・教育する者とされる。 |
設問 9 |
「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」(2014年)では、「ソーシャルワークの定義」(2000年)と比べて、ソーシャルワークの中核をなすものとして、集団的責任の原理が加えられた。 |
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正しい答えは『
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新定義では、新たに集団的責任が中核的原理に加えられており、非西洋の集団主義的文化を尊重する方向性が示されている。 |
設問 10 |
「ソーシャルワークのグローバル定義」(2014年)では、ソーシャルワーク専門職の中核となる任務として「人々のエバリュエーション」があげられている。 |
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正しい答えは『
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人々のエバリュエーションではなく人々のエンパワメントと解放である。「ソーシャルワークのグローバル定義」では、ソーシャルワーク専門職の中核となる任務として、社会変革・社会開発・社会的結束の促進及び人々のエンパワメントと解放が示されている。 |
設問 11 |
システム理論に基づくソーシャルワークの対象の捉え方として、家族の様々な問題を家族成員同士の相互関連性から捉える。 |
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正しい答えは『
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問題を表出している個人又はその人以外の家族が直接的な原因と考えるのではなく、個人と家族の相互の影響によると考える捉え方である。 |
設問 12 |
岡村重夫は、保護的機能は、個人が必要とする保護を一時的に提供するために発揮されるとした。 |
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正しい答えは『
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保護的機能とは、社会関係の維持・修復の機能によっても、対象者の生活困難を居宅あるいは地域社会で解決できない場合に、一時的にそれらが解決できるまでの間、保護施設等でサービスを提供する機能のことをいう。 |
設問 13 |
グループワークを体系化したのは、コノプカ(Konopka,G.)である。 |
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正しい答えは『
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グループワークの体系化に寄与した人物としては、コノプカやコイル(Coyle,G.)、トレッカー(Trecker,H.B.)などがあげられる。一方、リッチモンド(Richmond,M.)はフロイト(Freud,S.)の精神分析理論を基盤としたケースワーク理論を提唱した。 |
設問 14 |
行動変容アプローチは、クライエントが、置かれている否定的な抑圧状況を認識し、自らの能力に気付き、その能力を高め、問題に対処することを目指す。 |
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正しい答えは『
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エンパワメントアプローチに関する記述である。行動変容アプローチは、利用者の問題行動の原因や動機に遡ることをせず、問題行動そのものを取り上げて、学習理論の考え方を導入することによって、特定の問題行動の変容を目標にはたらきかける方法である。 |
設問 15 |
ジャーメイン(Germain,C.)によるエコロジカルアプローチの特徴として、問題の原因を追求するよりもクライエントの解決イメージを重視する。 |
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正しい答えは『
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クライエントの解決イメージを重視するアプローチは、解決志向アプローチである。解決志向アプローチでは、クライエントはどのような状態になることを目指しているかに焦点をあて、問題の解決状態をイメージすることを重視する。 |
設問 16 |
アクションリサーチとは、特定の状況における問題解決に向けて調査者が現場に関与する社会調査である。 |
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正しい答えは『
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アクションリサーチは、現実の社会問題の解決へ向けて、研究者と当事者とが協働して調査や実践を進める研究法であり、調査者は社会問題の解決へ向け積極的に現場に関与していくことになる。 |
設問 17 |
国勢調査の対象者は、日本に居住する日本国籍をもつ人に限定されている。 |
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正しい答えは『
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国勢調査の対象は、3か月以上日本に住んでいる、又は住むことになっている外国人も含め、日本に常住している者はすべて対象としている。 |
設問 18 |
標本抽出には、性別や年齢といった母集団の特性を基準にする抽出法がある。 |
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正しい答えは『
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母集団を性別や年齢別などの比率で分けて標本を得る無作為抽出の方法は、層化抽出法と呼ばれ、各特性の構成比率を反映した標本抽出が可能になるという特徴がある。 |
設問 19 |
適切に抽出された標本調査であれば、標本誤差は生じない。 |
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正しい答えは『
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標本は母集団から抽出された一部分に過ぎないため、母集団の統計量と標本の統計量は完全に一致することはなく、標本誤差と呼ばれる差が生じる。 |
設問 20 |
比例尺度の方が、間隔尺度よりも情報量が多い。 |
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正しい答えは『
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比例尺度は比率尺度とも呼ばれ、間隔尺度の特徴である数値の間隔の等価性に加え、大きさがないことを意味する原点の数値として0が用いられている。そのため、間隔尺度よりも情報量が多い。 |
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