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特集2 効果バツグン!夏の勉強法

こんにちは、けあサポ編集部です。新年度を迎えたと思っていたら早や5か月、夏の暑さもあっという間にピークを迎えています。試験勉強は進んでいますか。
この時期は、まとまったお休みをとれる方、時間はあっても諸事あって勉強に手のつかない方、お仕事一色の方と、さまざまいらっしゃいます。
そこで、今回はけあサポ講師陣から受験生の皆さんへ、効果バツグンの「夏の勉強法」を伝授します。ぜひ、これからの勉強の参考にしてみてください。


馬淵先生のケアマネジャー試験 夏の特別講座

★ラストスパート!~残り2か月の過ごし方

 こんにちは。ベストウェイケアアカデミーの馬淵です。さあ、ケアマネ試験まで残り2か月を切りました。暑い日が続いていますが、試験勉強は順調に進んでいますか。

 「思ったようにはなかなか進まない」
 「覚えようとしても、まったく覚えられない」
 「問題集を解いても点数が出ない、上がらない」

 この時期、このような声がたびたび寄せられます。今回は、学習が順調に進んでいる人もそうでない人も、皆さんが利用できる「合格までのプログラム」づくりのお手伝いをさせていただきます。

その1 今日からでも毎日やる!

 第一に、これはお約束ですが、「毎日勉強する」ことが不可欠です。しかも、毎日の勉強を今から始めるのだとすると、かなり「キツイ」と思います。しかし、この2か月を踏ん張るのか、それとももう1年これを繰り返すのかと考えると、答えは一択ですよね。




その2 現時点での立ち位置を理解する!

 これは、自分がどこまで理解しているかを確認する作業です。本来ならば「インプット→アウトプット」が望ましいのですが、今からゼロからのスタートを切る必要はありません。「まったく勉強ができていない」という人でも、多少の知識はあるはずです。そこを切り口にしながら知識を深めていくことにより、合格点までたどり着ける可能性はあります。

 また、いろいろ取り組んでいるけれども成果が出てこない人についても同様です。現在理解できている部分、習得している知識に着目することで、「私、けっこう解けているんだ」と自信につながってきます。

 さて、具体的にどうするかです。まず「過去問題集」や「模擬試験」などを使って問題を解き、解ける問題と解けない問題を分けていきます。私はこれを「あぶり出し」と呼んでいます。この作業をきちんと行うことで、次に何をすべきかが見えてきます。

その3 得意な部分を深めていく!

 解ける問題と解けない問題を分けたあと、ふつうは「苦手部分(解けなかった問題)を克服していこう」となりがちです。しかし、これをした場合、往々にしてつまずきます。ケアマネ試験については、「おいしい物(好きな物)を先に食べる」作戦でいきましょう。理由は、ただでさえ進まない学習なのに、「苦手を克服しろ」などと言われると、さらにモチベーションが下がってしまうからです。こうなると、もう手がつけられなくなります。

 実際には、自分では得意と思っていることでも、言い回しなどにより答えられない問題もあって、意外に理解していないことが多いものです。それでも、自分自身は「得意だ」と思っているわけですから、弱点となっている部分の克服はわりとすんなり進んでいきます。これだけのことでも、点数は驚くほど上積みされていきます。




その4 捨てる部分を見つける!

 さて、そうはいっても苦手分野にも手をつけなくてはなりません。この克服には時間がかかるかもしれません。そこで、まずやって欲しいことは、「ここは捨てられないか?」と考えることです。一見邪道のように思えますが、合格点を取るために、出題されにくい部分をあえて捨てる作業はとりわけ試験直前期には必要です。

 では、どこを捨てるかです。私の中では一定の基準を設けており、ここではシンプルにお伝えします。「過去5回の試験で1回しか出題されていないものが苦手範囲」であれば、そこは捨ててもいいです。また、「過去5回中2回出題されている苦手範囲は、前2回の試験で出題されていない」場合は捨ててもいいです。

 「本当に捨ててしまって(=学習内容から外してしまって)大丈夫なのですか?」と毎年のように聞かれます。試験範囲で、かつ出題実績がありますので、もちろん出題される可能性はあります。しかし、過去5回の試験で10問以上出題されている範囲と比較すると、どちらを優先して取り組むかは明白でしょう。いうまでもなく、それ以外の苦手範囲については「克服する」必要があります。つまり、「苦手範囲は、捨てる部分と克服する部分をはっきりさせる」ということです。

その5 あきらめない!

 受験生の多くは、試験の直前期まで点数が上がらなかった場合、「もうダメだ」とか「きっとダメだ」と思ってあきらめてしまいます。これを「学習性無力感」といいます。このように思う癖がついてしまうと、「何をやってもダメ」という暗示がかかってしまいます。

 この記事を読んでいる皆さんは、「絶対ケアマネ試験に合格したい!」と強く思っているはずです。そんな皆さんには絶対合格してもらいたいですし、あきらめてほしくもありません。

 ケアマネの試験が合格率20%を切る狭き門であることはいうまでもありません。しかし、この試験を見事乗り越えて、自信をもってケアマネの仕事に取り組んでいる人たちがたくさんいます。皆さんの合格を心よりお祈りしています。

※本記事の講師について
馬淵敦士(まぶち あつし)
介護福祉士実務者養成施設「ベストウェイケアアカデミー」学校長。介護福祉士、ケアマネジャーの受験対策講座を各地で開催し、アカデミー受講者の合格率は全国合格率を大幅に上回る。『ケアマネジャー試験過去問解説集』(中央法規)の代表執筆を務める。