ケアマネ必見! 厳選おすすめ本をまるっと紹介
本コーナーは、ケアマネ・福祉職に本当におすすめしたい本を、より詳しく紹介しています。目次や立ち読みページだけではわからない具体的な内容や特徴をまるっとお伝えします。
「スキルアップのために本を買いたいけど何を選べばよいかわからない・・・」、そんな方もお気に入りの1冊が見つかるはず。ぜひ息抜きがてら、ご覧ください。
支援者が成長するための50の原則
あなたの心と力を築く物語
この本を通して得られるもの
✅物語を通じて、支援者が成長する50の原則を理解できる!
✅自身の支援を振り返り、明日から頑張ろうという力が湧いてくる!
クライエントと向き合い、支援をするなかで「もっと成長したい」という意欲のある支援者は多くいます。一方で、現場では専門的な助言や指導を受ける機会が少なく、「この支援でいいのかな……」と自信をなくしてしまうことも少なくありません。本書は表面的な知識だけでなく、支援を本質的に、深く、学ぶことができる内容になっています。実践力を高めたい! と熱い思いをもった支援者にぴったりの1冊です。
ここが読みどころ
本書は、4つのステップで構成されています。
まず、わかりやすい身近な物語を簡単にまとめています。体験したことがあるような話、思わず共感してしまうような話などが提示されており、さっと読むことができます。後に示される原則や指針の理解を助けてくれます。
物語に対して、主人公の立場で考えたとき、もしくは自分の仕事に置き換えて考えたとき、「どう感じるか?」「あなたならどう考えるか?」ということを検討します。提示されている質問一つひとつをじっくり考えることは自身や支援を振り返るよい機会になります。
支援者にとって重要な原則と指針を解説します。示された原則や指針は、暗記するための説明ではなく、支援にどう活かすか、どう自分の状況に取り込むのか、という視点を大切にしています。支援者として成長するためのエッセンスがつまっています。
原則と指針を学び、実践への活かし方を理解できたら、それを実践するという決意、自信を得られるパートです。教科書で覚えた曖昧な知識とは異なり、確信をもって実践できる力として落とし込むことができます。
注目ポイント
❶専門的なスキルが確実に身につく!
第3章は、「個人」「グループ」「地域のなかの家族」という3つの枠組みのなかで、25もの専門スキルを紹介しています。「アウトリーチ」や「エンパワメント」など実践でお馴染みのスキルであっても、改めて4つのステップを通して思考を深めると、新たな発見があるはずです!
❷ 指導者としての悩みの解決にも役立つ!
第4章「支援者の力を築く」では、スーパーバイザーや指導者といった立場の人に役立つ原則・指針を紹介しています。立場が上がったり、経験年数が長くなったりするほど、悩みを共有できる人が減り、孤立してしまうこともあります。「教える」とはどういうことか? を改めて理解することは、実践のヒントとなります!
読者からの声
- ・「自己を振り返るためにも、何度も読み返したくなります」(Y.Kさん)
- ・「読み込み、知識やスキルを実践に落とし込むことで本のよさを実感できます」(B.Yさん)