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ケアマネ必見! 厳選おすすめ本をまるっと紹介

 本コーナーは、ケアマネ・福祉職に本当におすすめしたい本を、より詳しく紹介しています。目次や立ち読みページだけではわからない具体的な内容や特徴をまるっとお伝えします。
 「スキルアップのために本を買いたいけど何を選べばよいかわからない・・・」、そんな方もお気に入りの1冊が見つかるはず。ぜひ息抜きがてら、ご覧ください。


「動き出しは本人から」の介護実践―利用者の思いに気づく、力を活かす

この本を通して得られるもの

利用者主体の介護を実践できる!
✅自分の介護実践を振り返るきっかけになる!

 介護をしていると、つい先回りをして手を出してしまったり、安全性を優先するあまり、利用者さんの能力を制限するような環境設定をしてしまったりすることがあるかもしれません。本書では、「動き出しは本人から」という、シンプルですが一番重要な介護の基本を丁寧にわかりやすく解説しています。本人主体を徹底した内容は、介護職だけでなく、ケアマネ・福祉職をはじめとした対人援助職にとって大変参考になります!


ここが読みどころ

第1章 確認しよう、利用者とのかかわり

 なぜ、「動き出しは本人から」が大切なのか? というわかっているようで説明が難しい問いに対して、私たちの日常生活のコミュニケーションを例に挙げながら、わかりやすく解説しています。「身体で覚えたことは忘れない」「介護者が邪魔をしている」など「なるほど」と思わずうなずいてしまう内容です。

第2章 「動き出しは本人から」の基本

 利用者が受け身になってしまう理由や利用者の動き出しに気づくためのポイントなどをまとめています。「かかわりと余計なお世話は紙一重」「疑わないことが信頼関係につながる」などハッとするような言葉は、日々の実践を見直すきっかけになります。

第3章 「動き出しは本人から」の実践

 ベッド上での動き、寝返り、起き上がり、立ち上がり、移乗、体位変換といった一連の介護技術を解説しています。動き出しを誘う準備ポジショニングなど具体的に記載し、なぜそのようにしたほうがよいのか、という理由もわかるように説明しています。

第4章 こんなに変わる!利用者の生活と介護職のかかわり

 「動き出しは本人から」を実践することで、よい変化が起きた事例を6つ紹介しています。「動き出しを待つ」「声かけをする」といった地道な実践によって、「こんなに変わるんだ!」という驚きと発見がつまった内容です。

注目ポイント

❶イラストや写真で具体的な介護方法が理解できる!

 豊富なイラストと写真で、利用者と介護者の姿勢や目線などがわかり、どのように介護を行えばよいのかが視覚的に理解できます。

❷ 「コラム」が実践のヒントに!

 本文の合間に実践のヒントとなるコラムを挿入しています。「業務が忙しくて、『動き出し』を待つ時間なんてない?」「実践しない研修なら、やらないほうがマシ」など現場に寄り添ったアドバイスが満載です。

読者からの声

  • ・「当たり前のことだけど、実践ではつい見過ごしてしまうような大切なことが書いてあり、実践を振り返るよい機会になりました」(E.Aさん)
  • ・「繰り返し読みたいと思える介護の考え方や方法がつまっていて、役立ちました」(K.Mさん)

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大堀 具視=編著

「動き出しは本人から」の介護実践―利用者の思いに気づく、力を活かす

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