ケアマネ必見! 厳選おすすめ本をまるっと紹介
本コーナーは、ケアマネ・福祉職に本当におすすめしたい本を、より詳しく紹介しています。目次や立ち読みページだけではわからない具体的な内容や特徴をまるっとお伝えします。
「スキルアップのために本を買いたいけど何を選べばよいかわからない・・・」、そんな方もお気に入りの1冊が見つかるはず。ぜひ息抜きがてら、ご覧ください。
相談援助職の記録の書き方
短時間で適切な内容を表現するテクニック
この本を通して得られるもの
✅記録の目的や記録に必要な要素が理解できる!
✅限られた時間で的確な記録を書くスキルが身につく!
相談援助職の記録には高い客観性と専門性が求められます。しかし、「時間ばかりかかってうまく書けない」「アセスメントしたけど、何を記録に残せばいいのかわからない」など悩む人が多いテーマです。本書では、記録に必要とされる要素や用いるべき語句、実際の記録の添削例などを示し、シンプルでわかりやすい記録の書き方をトータルに解説します!
ここが読みどころ
〇第1章 対人援助職に求められる記録
記録は何のために書くのか? 実践の振り返り、利用者への説明のためだけではなく、訴訟等のときに第3者に開示され、自分の判断を理解してもらう根拠となるといった解説は、専門職として身が引き締まります。倫理的責任や法的義務についても、アメリカの事例などを活用しながら説明しているため、実感をもって理解できます◎
〇第2章 記録に必要とされる要素
MSE(Mental Status Exam, メンタルステータスエグザム)というフォーマットを紹介し、記録に必要とされる要素を効率的かつ包括的に収集する方法を解説しています! また、情報収集をした次のステップである支援計画の作成方法、目標の立て方も具体例を示しながら紹介しています。
〇第3章 実践で活用できる記録のフォーマットと表現集
SOAPノート、PORノート、DAPノート、CIRAPノートの記録フォーマットを紹介しています。それぞれ修正前の記録例・添削例・添削後の記録例を掲載しているため、実践で即活用できるエッセンスを学べます。そのほか、記録に避けたい表現、好ましい表現も一覧表にして掲載。手元において、何度も確認したい内容です!
〇第4章 記録の実際―事例と解説
医療現場の記録、高齢者施設の記録、ケアマネジャーの記録、就労支援の記録、カウンセリングの記録を掲載しています。元の記録と修正後の記録の両方を掲載しているため、自分の普段の記録と見比べて、どのように修正すればより客観的でわかりやすい記録になるのか参考になります◎
注目ポイント
❶コラムで海外の事例も紹介!
アメリカの大学でソーシャルワークを学んだ著者が、知っておくと役立つ事例をコラム等で多数紹介しています!
❷大きめの文字ですっきり見やすい!
記録の書き方を示す部分は、手書き風の字体で見やすい大きさになっています。文字が多いページでも目が疲れることなく読み進められます♩
読者からの声
- ・「具体例があって理解しやすい! 個人情報を取り扱う際の留意点など実用的だと思う」(K.Mさん)
- ・「何のために記録をするのかがわかり、コンパクトな記録文が書けそうです」(M.Yさん)