今回のテーマは「スケジュール管理」です。
みなさんは十分なスケジュール管理ができていますか?
例えば、次のようなことをしてしまったりすることはありませんか?
- ・予定の期日までに書類が書き終わらなかった
- ・遅刻・早退をやってしまった
- ・約束をすっぽかしてしまった
- ・ダブルブッキングしてしまった(2重に予定を入れたしまった)
- ・ドタキャンをしてしまった
これって「手帳を使わない人」に起こりがちなミスなのですが、たとえ、手帳を使っていても「やらかしてしまう」ことはありませんか?
そこで、「今日やること」を一日のスケジュールの上段等に書き込み、それを何回も見ることをオススメします。これが、「TO DOリスト」ですね。
TO DOリストを何回も見て確認すれば、前述したようなミスはほとんど回避できるでしょう。
スケジュール管理は未来のデザイン
施設で働いていれば、組織がスケジュールを管理してくれます。しかし、ケアマネジャーのみなさんは自分でスケジュール管理をしなければいけません。
自分で自分の時間を管理できる分、自由度が大きいのですが、ミスをするとその痛手は自分で引き受けなければいけません。
だからこそ手帳でスケジュール管理をするんですよね。
手帳は仕事を「計画性」のあるものにするためのツールです。手帳によって「未来を予定」できるわけで、ちょっとおしゃれに言うと「未来デザイン」ツール、それが手帳なのです。
予定を記入
所要時間などを書き込む
しかし、スケジュール管理といってもただ予定を埋めればいいわけではありません。冒頭に書いたように今週やること、今日やることを「TO DOリスト」で項目立てします。これでひとまず「何をやるか」が整理されます。
次に、いつやるか、どのタイミングから始めるかです。そこで項目に「必要とする時間」、つまり「かかるであろう時間」を矢印の線で書き込みます。すると時間を「長さ」や「面積」で意識することができます。
文字の色を決める
色分けもポイント
また、できれば予定の文字は色を決めておきましょう。さらに相手や業務によって色を分けたりするのもよいでしょう。
- ・利用者・・・黒文字
- ・家族 ・・・青文字
- ・ケアマネ業務・・・オレンジ文字
- ・事業所業務 ・・・紫文字
という具合です。
なんだかおしゃれですよね・・・!(^^)!
そして、業務が終了したら「ハンコ(スタンプ)」を押したり、シールを貼ったり、自分流のアイコンを描いて・・・「結果」の仕上がりが一目でわかるようにするとよいでしょう。
ハンコ(スタンプ)はさまざまなタイプを購入することができますが、私のオススメは、フリクションタイプの「こすれば消えるタイプ」です。
「済」で達成感を!
さまざまなタイプがある
それから、前述したとおり、一日に何回も何回も「見直す」ことが大切なんですね。手帳のスケジュールは「未来の時間地図」です。
やり残しはあって当たり前。「またやりきれなかった」とめげるのは一瞬にしましょう。そんなことは当たり前ですから。むしろ、今日やり残したことをいつやるか、と発想を切り替えたほうがずっと生産的です。
手帳でスケジュール管理を始めると、やがて手帳で自分をマネジメントできるようになります。「しっかりやろう!」と気合で仕事を進めるのではなく、手帳という「相棒」(新作が公開になりましたね!)を使いこなすことで、あなたの仕事ぶりはグッと改善されることでしょう。