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和田行男の婆さんとともに

和田 行男 (和田 行男)

「大逆転の痴呆ケア」でお馴染みの和田行男(大起エンゼルヘルプ)がけあサポに登場!
全国の人々と接する中で感じたこと、和田さんならではの語り口でお伝えします。

プロフィール和田 行男 (わだ ゆきお)

高知県生まれ。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ大転身。
特別養護老人ホームなどを経験したのち99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は株式会社大起エンゼルヘルプ地域密着・地域包括事業部 入居・通所事業部部長。介護福祉士。2003年に書き下ろした『大逆転の痴呆ケア』(中央法規)が大ブレイクした。

眠い・だるい


 自分に花粉アレルギーがあるかもしれないと思ったのはここ最近のことですが、学生の頃から2月3月4月は鬼門で、とにかく眠くて、ぼんやりしてだるいのですが、これは「陽気=妖気」のせいだと思い込んでいました。

 つい最近、いきなり鼻に痛みがきて、連れ合いから「花粉症じゃない」って言われたのでアレルギーについて調べると、情報としてあったのは、アレルギー反応で産生される免疫物質によって慢性的な眠気がくる人がいるようですね。それなんでしょうかね。

 少し熱めの湯に額に汗するまで入浴するのがよいといわれます。それは体温を上げることによって、ウイルスの活動を弱め、免疫細胞の活性化を高めるためだということは知っていましたが、よく考えれば睡眠もとりやすくなるわけで、眠くなるのは致し方ないのかもしれませんね。

 つまり僕の眠気は「闘いの証」だということでしょうが、およそ3か月余りにわたる眠気との闘いは、今の僕にはきついな。

 もうひとつ気になったのは「眠いだるい病」
 僕はこれかもしれませんが、これってどこで診てもらうのかね。

 そんなことから調べてみたくなったのが「あくび」ですが、調べると面白いですね。
 あくびって、胎児も頻繁にするんですってね。
 爬虫類や鳥類にも、あくび中枢がある視床下部があるためあくびをするようですが、脳の構造との関係が注目されているようです。

 また、あくびは悪い印象をもたれていますが、そうでもないようで、例えば、授業や会議の最中に眠るわけにはいかないため、あくびは今は覚醒すべき状況にあることを大脳に知らせる警報装置であり、脳の不調に反応して大脳を覚醒させるためにあるという学者もいます。

 乗り物酔い、空腹、人前でのスピーチ、アスリートの競技直前などにあくびが出るのも、あくび中枢が、心理的ストレスや肉体的痛みに対する応答の中枢でもあるようですから、あくびにはちゃんとした働きがあるってことですよね。

 「俺が話をしている最中にあくびをするとは、どんな神経しとんねん」

 上司が部下に怒って言いそうですが、上司は怒鳴るよりも「部下があくびをしてしまう」状況に追い込んだ自分を考え直さないと、うまくいかないんでしょうね。

 つまり、僕の眠気の原因は「僕にやる気がないわけじゃない」ってことの言い訳をしているに過ぎないのですが、身体がふらつくほどの眠気が襲ってくるこの季節は、大好きな車の運転も気をつけなければと自戒しています。
 笑いごとではないんです、眠りたくて眠ろうとしているのとはわけが違って、自分の意思とは裏腹に眠気が襲う「眠りだるい病」という病気だとしたら、病気はどんな病気でも不本意なんで、僕が一番辛いんですから。ほんと眠いわ

写真

 僕が20歳代、国鉄時代の写真ですが、こうした運動会で走る競技では、ほぼ負け知らずでしたね。リレーでかなり差がついていてもひっくり返していましたし、短い距離も長い距離も速かったですね。今は他人がマラソンを走ったことを記事に書くだけの体たらくぶりですがね。ハハハ
 でも、いつかハーフで復活してみたいものです。その思いだけはありますね。

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