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高室成幸のケアマネさん、あっちこっちどっち?

高室 成幸 (たかむろ しげゆき)

全国津々浦々、研修・執筆・アドバイザー活動を神出鬼没(?)・縦横無尽に展開する高室成幸さん(ケアタウン総合研究所)。
研修での専門職との出会いや、そのなかでの懇親的な現場を届けます。

プロフィール高室 成幸 (たかむろ しげゆき)

ケアタウン総合研究所所長。
日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』『新・ケアマネジメントの仕事術』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

第509話「オンライン時代の新教育ツールにチャレンジ中!」

 「そうか、これは使えるな!」
 私が4月にオンライン会議システムの「Zoom」を初体験した時の心の声です。従来のSkypeはほとんど使っていませんでした。テレビ電話という呼び方がちょっとダサいと思ったのと、介護業界で使っている人が少なかったらです。

 これまでは、今でいう「三密こそコミュニケーションの基本」というものでしたから、テレビ電話会議システムなんて、「まやかし」だと・・・。思えば、今でこそ「じゃ、詳しくはメールでくれますか?」というのが当たり前になったE-mailだって、当初はほとんどの人が「それくらいのことなら電話の方がすぐに済むじゃん」と思っていたものです。

それがどうでしょう・・・
携帯電話の鳴らないこと鳴らないこと(^^;)。

 要するにすべてはコロナ危機から始まったわけです。

ご存知のようにコロナウイルス感染危機のなかで「集まること」そのことがダメになりました。

 そこで登場したZoomアプリ・・・これは衝撃的でしたね。
 これが初期画面ですね。とってもシンプルです。


 入室カンタン、会話はリアル、25人までならほぼ全員が見渡せる、という優れもの。
 これは秋田県中央介護支援専門員協会のみなさんとZoom体験セミナーの始まり画面ですね。


 話した内容がレコーディングできる機能があるのには驚きました。パソコンにおさめるのとクラウドに上げるのと2種類あり、その使い勝手の良さも気に入りました。


 当初、私も会議のみかなと思っていたのですが、これセミナーにも十分活用できるなとすぐにピンときました。
 なにしろ「画像&動画共有」ができるというのはとっても気に入ったのです。


 ところがさすがにこの手には「ちょっと苦手意識」があるのも事実・・・さすがに昭和30年代生まれにはキツイデ!という思い込みがあったので、どうするか。
 むずかしいなら「学べばいい」と・・・。いつもなら類書を片っ端から読むのですが、そもそもそれが大してない。だからネットで検索し、しかるべき「Zoom主催者セミナー」なるコースなんかで学ぶことに。


 初級・中級・上級までを立てつづけに受けることに。もちろん「有料」です。無料のものはYouTubeにアップしてありますが、どうしても入り口感が抜けないんですよ。
 つまりは浅いんですね。そりゃぁ無料ですから文句はいえないわけです・・・だから、こういう時はしかるべき受講料を払って学ぶのが本来のプロではないかと・・・。

 おかげで下記のような機器類も揃え、研修がZoomでばっちりできるようになりました。これ、我流だったら多分、途中でサジを投げていますね(^^;)。


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