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山口晃弘の超幸齢社会の最幸介護術

山口 晃弘(やまぐち あきひろ)

超高齢社会を実り多き「幸齢社会」にするために、
介護職がすべきこととは?
元気がとりえの介護職・山口晃弘が紡ぐ最幸介護術。

プロフィール山口 晃弘 (やまぐち あきひろ)

介護福祉士、介護支援専門員。1971年、東京都生まれ。高校卒業後、設計士、身体障害者施設職員を経て、特別養護老人ホームに入職し、介護職・生活相談員を務め、その後グループホームの管理者となる。
現在、社会福祉法人敬心福祉会 千歳敬心苑の施設長。著書に『最強の介護職、最幸の介護術』(ワニブックス、2014年)がある。

著書

『最強の介護職、最幸の介護術』
『最強の介護職、最幸の介護術』

介護業界に救世主は現れるか

 介護福祉士養成施設協会が行なった調査によると、2018年度に介護福祉士を養成する大学や専門学校の入学者数は6,856人と過去最低を更新したそうです。2006年には1万9,300人となっていたので、この12年間でおよそ3分の1まで減少したことになります。

 先週から施設長就任の挨拶のために、多くの施設に伺いました。理事長や施設長にお会いし話をしましたが、そこでの話題はやはり人材不足のこと。どこも職員が充足しているという施設はありません。そこで、多くの社会福祉法人がすでに外国人労働者を受け入れる準備に入っていました。実際に外国人労働者を雇用している法人も少なくありません。大きい法人ほど動きが早いです。
 新聞やネット記事でも、この話題が多く扱われています。介護専門学校入学者の16.7%にあたる1,142人が外国からの留学生ということです。昨年が591人ということですから、一年で倍増しています。2014年はわずか17人だったということですから、すごい勢いで増えていることがわかります。

 介護業界の人材不足を救うのは、やはり外国人なのでしょうか。私は否定派ではありません。実際、外国人の方がよい介護している場面を何度も見ていますが、誤解を恐れず言えば日本人より接遇がよかったり、技術も基本に忠実だったり、エリートだなぁという印象です。もちろん、人によって差はあるでしょうけど、異国で真摯に働く姿は立派です。

 だけど、指導するのは日本人だし、日本人の介護が世界に向けて胸を張れるものじゃないと、やっぱりいけないですよね。外国人を日本の労働力として期待するだけでなく、日本の介護技術や心を世界各地に持ち帰ってもらう「kaigo」でなくてはいけないと思います。
 プロ野球とは違うけど、外国人の方は助っ人でよいのではないでしょうか。私はやはり日本人による日本人の介護を世界に向けて発信したい。
 その前に、介護の仕事の魅力を日本中に発信していきたいです。

☆セミナーのお知らせ☆

 平成31年1月24日(木)横浜でセミナーを行ないます。
 新年第一弾で皆さまに元気を持ち帰っていただけたらと思います。
 是非ご参加ください。
 お申し込み・お問い合わせはこちらまで。
 https://www.kanafuku.jp/plaza/seminar/detail.php?smn_id=2170