メニュー(閉じる)
閉じる

ここから本文です

高室成幸のケアマネさん、あっちこっちどっち?

高室 成幸 (たかむろ しげゆき)

全国津々浦々、研修・執筆・アドバイザー活動を神出鬼没(?)・縦横無尽に展開する高室成幸さん(ケアタウン総合研究所)。
研修での専門職との出会いや、そのなかでの懇親的な現場を届けます。

プロフィール高室 成幸 (たかむろ しげゆき)

ケアタウン総合研究所所長。
日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』『新・ケアマネジメントの仕事術』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

シルバー人材のリユース&リサイクル

 今回の北九州の取り組みは、本人の「特技」や「趣味」などを活かしてもらい、それが生きがいづくりとネットワークづくりにつながるという点で「一石5鳥」くらいの効果が期待できると私は考えます。

 おそらく、これを読んだ皆さんは「個人情報やもしやの時の対応はどうするのか?」と不安になりませんか? そこはうまくやっています。事前講習を行い、登録制にする。またタブレットを貸し出し(ここがグッド!)制にしているので、情報も流せるし、なにより把握ができる。その時の様子を記念写真に撮って本部に送信すれば、それで訪問確認になります。

 スクリーングでは、高齢者の特徴、独居高齢者とのコミュニケーションのとり方、消費者被害のリスク、権利擁護関係の知識などなどを伝えることで、見守る人自体の「介護予防」効果も期待できるというわけです。

 都会で働いたり、遠く故郷を離れて暮らす40~50歳代の子世代には、何よりの支援のカタチの1つになると思います。

 ご興味ある方はこちらをご覧になってみて下さい<(_ _)>。

 ちなみに、今回は「シルバー人材のリユース&リサイクル」を書きましたが、あと4年もすれば当方も60歳になるわけで…(^_^;)。片足を突っ込んだ当事者気分で書いております<(_ _)>。


 今週のメールマガジン「元気いっぱい」第403号(無料)は「ムロさんの憂慮と懸念:迷走するサービス付き高齢者向け住宅~早過ぎる住み替え?~」(第1・3木曜日に配信)です。メルマガは随時登録受付中です。
 ケアタウンの公式HPではバックナンバーまで見ることができます。
 研修の様子は、ケアタウン総合研究所の公式Facebookをご覧ください。

ムロさんの写メ日記

小規模多機能型「ひつじ雲」(神奈川県川崎市)を連休前に訪問。
理事長の柴田範子さんとツーショットです。とても穏やかでホッとできる空間でした。