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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

著書

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著(中央法規出版)

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著
(中央法規出版)

第255回【心のバリアフリー教材と接遇ガイドライン】

 いよいよ、わが子の通う学校では、卒業式の準備が始まりました。そんな季節ですね。なんだか少し前進できそうな、でも怖いような、ちょっと不思議なふわふわした季節、どうせなら笑顔で進んでまいりましょう♪ きっと大丈夫です♪

一緒なら、前に進めるよね♪

 さて、年度末に差し掛かり、国の関係の検討会等も追い上げの時期に差し掛かった感じです。国会運営でただでさえ大変な中、省庁関係の方にとっては、本当に大変な時期です。しかし、そこに関わる当事者の皆さんや関係者の思いを形にするために、力を合わせて、頑張っていければ!と思います。当会としましても、アドボカシーの観点から、お役に立てるよう頑張ります!

 今回は、皆さんにも是非知っていただきたい情報として、2つご紹介いたします。


1) 「心のバリアフリー」について学ぼう

 昨年度、内閣官房ユニバーサルデザイン2020行動計画「心のバリアフリー」ワーキンググループにて作成されたe-Learning教材です。障害のある方々はもちろんのこと、高齢者、乳幼児連れ、LGBTの方々、外国人、、、など、我々の社会には多様な方々がいるということを、理解し、“サポートが必要な方に、必要なサポートを届けるためには?”を学べるアニメーション動画です。2020を目前に、様々な企業や組織、学校等での研修に活用いただけると思います。


2) 公共交通事業者に向けた接遇ガイドライン

 また、昨年度より国交省の交通事業者向け接遇ガイドライン検討委員を拝命し、ガイドラインの作成にも参画しましたので、こちらもご活用下さいませ。


 どちらも、さまざまな当事者団体が委員として参画し、細かな議論の末作成されました。もちろん、全ての団体の意見を100%取り入れることは不可能です。各省庁の該当ページをご覧頂けばわかるとおり、当事者団体とは、障害に限らずさまざまな当事者がこの場合は対象となってきます。ようは、最終的に求められるのは、現場における「目の前のこの人、とどうコミュニケーションを取れるか?」それに尽きるのです。

 ぜひ、全国のあらゆる当事者の皆様にも知っておいて頂きたい情報です。現場ではこのように学び、このように努力しておられます。是非、それを理解したうえで、現場で実際の接遇やコミュニケーションの中で、皆さんからも上手く伝えてみてください。それがまさに、障害者差別解消法の中でもうたわれている「合理的配慮」の提供につながりますし、建設的対話をすることで、相乗効果で社会全体が育っていくのだと思います。何より重要なのは、相互コミュニケーションです!

 そのほか、心のバリアフリーに関連する接客や、職員研修、UD授業、補助犬介在授業など、さまざまなご相談に乗っておりますので、ご興味がおありの方は、お気軽にご連絡下さいませ。

ご寄付に関しまして

 寄付サイトをご覧下さい。

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【障害者支援】補助犬を知っていますか 差別解消に向け理解を広げたい


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#補助犬 #ほじょ犬 #盲導犬 #介助犬 #聴導犬 #がんばれ補助犬 #当たり前
#補助犬同伴拒否0 #松岡修造 #TOKYO応援宣言

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 是非、皆さんの様々なお声を、お寄せください。当会では、一緒に社会を更に更にステキに変えて行って下さるサポーターの皆さんを募集しております。お気軽にご連絡ください♪

ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より

 当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
 皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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