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私はこうして合格しました!

国家試験を突破して晴れて社会福祉士の資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かす展望などについてうかがいました。

第98回 すなはまさん

第98回 すなはまさん
すなはまさん 医療ソーシャルワーカー(急性期病院)

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すなはまさんが使った参考書

見て覚える!社会福祉士国試ナビ
いとう総研資格取得支援センター=編集
中央法規出版
書いて覚える!社会福祉士国試ナビ穴埋めチェック
いとう総研資格取得支援センター=編集
中央法規出版
社会福祉士国家試験過去問解説集
社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集
中央法規出版
社会福祉士国家試験模擬問題集
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集
中央法規出版
赤マル福祉
株式会社ジェイシー教育研究所
中央法規出版

すなはまさんの合格までの道のり

日程勉強内容等
2018年7月参考書購入
7~12月卒業論文制作や部活動
12月後半『国試ナビ』をベースに受験勉強
2019年1月1日8~10時間受験勉強
リフレッシュ日もあり
2月国家試験
3月合格発表
現在医療ソーシャルワーカーとして勤務

すなはまさんが考える必勝3か条
  • (1)初心を忘れない
    (どうしてこの資格を取りたいのか、取得してどんなことがしたいのか、振り返って考える)
  • (2)机に向かうだけが勉強ではない!
    (ネットのニュース記事や、福祉にまつわるマンガ、自分自身の今までの経験など、自分の知識を総動員する)
  • (3)だらだらするくらいなら勉強しない!
    (だらだら勉強しても意味ないので、やる気がないのならスパッと休憩する。やる気が出たら再開する)

医療ソーシャルワーカーを志す

 高校生のころ、家族関係で悩んでいた私に声をかけてくれた先生に憧れ、漠然と福祉に関係する仕事に就けたらと思っていました。
 その影響もあり、大学は社会福祉士の受験資格が得られる学部・学科を選びました。大学での社会福祉士の実習を経て、患者さんや医療従事者のために働いている医療ソーシャルワーカーに対するあこがれが強くなり、社会福祉士を取得して医療ソーシャルワーカーになりたいと思いました。

参考書の購入から5か月後

 受験の前年の7月に参考書を購入しましたが、卒業論文や部活動に時間を割いていたため、本格的に勉強を始めたのは、試験の1か月前、正確にはクリスマスの時期です。
 ずいぶんギリギリだったと思います。あまりおすすめはしません…。
 まずは『国試ナビ』を口に出して読んで、重要な事柄や言葉をノートに書いて、インプットしました。その後『国試ナビ穴埋めチェック』でアウトプットして、答えられなかった用語はチェックマークを付け、就寝前に振り返り、起床時すぐ確認しました。知識を記憶として定着させ、確実なものにするようにしました。
 それと並行して、『過去問』や『模擬問』を解いて実践力をあげるようにしました。『過去問』や『模擬問』でも、わからない問題はチェックして解きなおしたり、覚えられない事項は『国試ナビ』に書き込んだり、2回目に確実に答えられるように勉強しました。
 『国試ナビ』をベースにして書き込みをしたため、自分用のまとめノートは作りませんでした。あえてそうしたことで、知識が拡散せず効率がよかったと思います。そうしてカスタマイズした自分用の『国試ナビ』は、試験当日の振り返りにもとても役立ちました。

使ってよかった受験参考書など

 『見て覚える!社会福祉士国試ナビ』は、他の参考書みたいに文字だらけというわけではなく、表やグラフが多用されており、ビジュアルで覚えられるのが私には合っていました。福祉計画の関係性が特にわかりやすかったです!足りない部分には書きみをしました。カスタマイズできるスペースがあるのも魅力的でした。
 『書いて覚える!社会福祉士国試ナビ穴埋めチェック』も、『国試ナビ』とセットで使用していました。アウトプットには最適で、統計の数字が覚えられるのもよかったです。
 『社会福祉士国家試験模擬問題集』は、解説がとにかくわかりやすくて、安心して解けました。時事問題が触れられているのもよかったです。
また、「赤マル福祉」も活用しました。スマホで学習でき、寝転がりながら勉強できるので「どうしても勉強したくない」「机に向かって勉強する時間がない」というときにやっていました。

勉強した期間と時間

 クリスマスの時期からの受験勉強だったので、勉強期間は1か月ちょっとでしたが、その時期は、1日8~10時間ほど勉強していました。ただ、めいっぱい勉強計画を詰め込むとストレスが強くなってしまうので、1週間に1日もしくは2日は勉強しない日や予備日を作ってリフレッシュにあてました。

モチベーション維持に外発的動機づけと内発的動機づけ

 受験勉強にとりかかるのが遅かったため、とにかく焦り、「もう今年の合格はだめかも」と、受験する前の精神衛生はよくない状態でした。直前にはストレスで体調を崩したり、遠方の就職予定先に呼ばれたりするなど、どんどん勉強時間がなくなることに毎日イライラしていました。
 国家試験を受験しない友人に「励まして!」と言って、なかば無理やり励ましてもらったこともあります。「試験が終わったら○○しようね!」と楽しみを作ってもらったりもしました。おかげで、試験前の弱気な気持ちにブレーキがかかり、モチベーションアップに繋がりました。
 卒論や部活は、受験勉強開始が遅れた原因でしたが、心血を注いだものでもありました。なので、受験勉強で苦しいときには卒論制作や部活での自分を思い出し、「あれが乗り越えられたんだから国試も大丈夫!」と言い聞かせていました。また、同じ職種の人のネットコラムを読んで「こんな人になりたい!」と思うこともモチベーションアップに有効でした。
 外発的動機づけと内発的動機づけをうまく使い合わせました(笑)。

顔は見えないけれど「勉強仲間」

 Twitterでは、社会福祉士を受験する人をフォローし、リプライ(メッセージ)を送りあったり、「今日はここを勉強した!」とツイートしたりしていました。
 顔の見えない関係性ではありますが、「勉強仲間だったなぁ」と今では思います。他の人が自分の知らない知識をつぶやいていると焦ることもありましたが、「こんなこと知ってるなんてすごい!」という憧れと「私もがんばろう!」というやる気に繋げました。感謝しています。

受験直前にはストレスをためずに体調管理

 既卒受験者の合格率の低さに恐れおののいていたので、「絶対一度目で合格してやる!」と強く思っていました。ですが、私はストレスなどで体調を崩しやすく、別の受験をした際にも片頭痛になったり、お腹を壊したりしたことがあったので、当日に体調が悪くならないように気を配りました。
 試験が近くなってきたら、徹夜は決してせず、朝ご飯は緊張して食べられないのなら無理して食べることはしませんでした。頭が疲れたときのために、かばんには一口タイプのチョコを入れていました。

受験後の現在

 今は、先輩相談員のカンファレンスや面談に同席して、コミュニケーションの技法を学んでいる最中です。
 最近は、患者さんの退院予定先の病院や施設に連絡をしたり、地域包括支援センターの方や居宅支援事業所のケアマネさんと情報共有の電話をしたり、ということも少しずつですができるようになってきました。そういうときは「私、今調整している!」と感じ、わくわくします。
 今後は、独り立ちに向け、「患者さんの思いを汲み取って退院先を提案していくこと」「選択肢を増やせるような会話をすること」を心掛け、医療・福祉の連携にソーシャルワーカーがどのような役目を果たせるのかを考えながら、それらを実践できるようにしていきたいと思っています。

これから受験する方へ

 社会福祉士の試験は、「どれだけ知識を詰め込めるかと」いうよりは、「どれだけ知識を自分のモノにできるか」というところが問われる試験ではないかと思います。
 私も時間が少ない中での勉強でしたが、それを意識した結果、当日は125点を取り、なんとか合格することができました。
 社会福祉士の資格を活用する人もそうでない人も、きっとこの試験と受験勉強の経験は今後役に立っていくものだと思います。特に、医療保険、雇用保険、年金制度についての知識は知っていて損はないと思っています。不安になることもたくさんあるだろうと思いますが、自分なりのモチベーションの保ち方を考えつつ、勉強できたらよいのではないかと勝手に思っています。応援しています!!

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