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イライラを爆発させない! パパ・ママが楽になる子どもの叱り方
――子育てにいかすアンガーマネジメント

内容紹介

 子育てをしていて「つらいなぁ」「しんどいなぁ」と感じたことはありませんか? 子どものことがかわいくて大好きなのに、どうしてもイライラして、つい怒ってしまいますね。でも、怒っちゃうのはがんばっている証拠です。がんばっているから腹が立つんです。
 本書では。アンガーマネジメントの技術を使って、上手な怒り方・叱り方をお伝えします。

本書の読み方

 子どもを怒るときの自分の癖ってありませんか? この本の第2章の目次を見て、似たようなフレーズがあれば、まずはそこから読んでみてください。ほかにも、自分が怒りっぽくなる場面や時間帯のエピソードをとりあげているページからでもいいです。
 子育ては、理論より実践です。声かけの仕方や言葉を選ぶだけでも、怒り方の印象が変わります。もちろん、アンガーマネジメント的な視点から紹介しているので、理論に関しては第1章を読んでもらえるとわかります。

こんな人に読んでほしい

・子どもの叱り方・怒り方がわからずに悩んでいるパパ・ママ
・子どもについきつく当たってしまい、あとで後悔しているパパ・ママ

編集者から読者へのメッセージ

 著者の野村恵里さんを担当して4冊目の本書は、子育て家庭に向けたアンガーマネジメントの書籍となります。
 これまでは保育所等の保育者を読者対象としてきましたので、園での保育を想定して書いていただきました。しかし今回の読者は、子育て家庭。そのニーズは幅広く、まずは実際に何に困っているのかというリサーチに時間を費やしました。また、どのような言葉かけがなされているのかを探り、アンガーマネジメントを使った言葉かけの変換をマンガを用いてわかりやすく示しています。
 最近は園の保護者会などで話をする機会も多いという野村先生からの、子育て家庭を応援するメッセージが満載です。

主な目次

こんな場面でイラッとしませんか?
はじめに
第1章 イライラを爆発させないための基礎知識
第2章 「やる気」をスイッチオンする声かけ
1 あなたが泣かせたんでしょ!
2 いい加減にしなさい!
3 ダメなものはダメ!
4 うるさい! しつこい!
5 ごめんなさい、は?
6 聞いてるの!?
7 怒るばっかりしないで!
8 勝手なことしない!
9 ばかじゃないの?
10 けんかしない!
11 嘘ばっかり言わない!
12 何回言ったらわかるの?
13 そんな言い方やめなさい!
14 しっかりしなさい!
15 もう知らない!
16 人の悪口を言わない!
17 ちゃんと言わないとわからないよ
18 先生に言うよ!
19 無視
20 怒られたいの!?
第3章 声かけを変えると〇〇が変わる
おわりに

著者情報

野村恵里(のむらえり)
感情保育学研修所代表、旭川荘厚生専門学院児童福祉学科特任講師。日本アンガーマネジメント協会アンガーマネジメントコンサルタント。 岡山生まれ、岡山育ちの元保育者。著書に『保育者のためのアンガーマネジメント入門 感情をコントロールする基本スキル23」(2017年、中央法規出版)、『保育者のための子どもの「怒り」へのかかわり方 アンガーマネジメントのテクニック』(2018年、同)、『子どもの感情表現を育てるあそび60』(2020年、同)、『もうイライラしない!保育者のためのアンガーマネジメント』(2022年、チャイルド本社)、『とっさの怒りに負けない子育て』(2023年、すばる舎)などがある。