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認定こども園白書2024

内容紹介

隔年発行の「認定こども園白書」

 2022年版の「認定こども園白書」に続き、第2回目の白書の発行となります。今回のテーマは「こども家庭政策の行方と認定こども園の役割」です。ご存じの通り、2023年は、こども家庭庁が発足し、こども基本法が施行され、こども大綱や「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン(はじめの100か月の育ちビジョン)」が閣議決定されました。これらの、こどもや家庭を巡る新しい施策の背景や方向性について、本書ではしっかりとポイントを押さえて解説します。

予想を上回る少子化にどのように対応するか

 コロナ禍を経て、日本は予想以上のスピードで少子化が進んでいます。認定こども園にとっても死活問題につながる課題です。保護者の就労形態にかかわらず、地域の子どもと保護者を支えることができる認定こども園ならではの役割について、編集元の全国認定こども園協会のアドバイザリーボード(保育や社会情勢などの各界の専門家)より、提言や意見が寄稿されています。

編集者から読者へのメッセージ

いまなぜ「こどもまんなか社会」が目指されるのか

 認定こども園のことや制度をよく知らない、これから学びたい、という方にはぴったりの書籍です。例えば、これから幼稚園を認定こども園に移行させたいと考える法人の方にも、わかりやすく2015年の子ども・子育て支援新制度以降の施策の流れ、背景がわかるようにまとめてあります。
 そして、2021年以降、「こどもまんなか社会」の実現に向けた様々な制度改革、こども基本法の施行、こども家庭庁発足へと結びついていきます。ご存じの通り、2023年12月にはこども大綱などが閣議決定され、今後の方向性が明確に示されました。それらの議論の背後にある、「こども政策の新たな推進体制に関する基本方針」や「こども未来戦略」などの動きについても、本書を通して、施策の関係性を理解することができ、また、いつでも参照することができます。

保育者養成校の教員にもおすすめ

 目まぐるしく変化し、新しい話題が出てくるこども家庭施策の近年の動きをこれ1冊で網羅することができ、講義の裏付けや参考文献としてもご活用いただけます。

主な目次

第1章 こどもまんなか社会と認定こども園
第2章 データから見える日本社会の歩みと認定こども園
第3章 認定こども園をとりまく諸施策や関係法令
第4章 こども家庭庁設置-新たな少子化対策と認定こども園
全国認定こども園協会のあゆみ

著者情報

●吉田正幸=監修
株式会社保育システム研究所
●特定非営利活動法人 全国認定こども園協会=編集
全国認定こども園協会は、会員園の経営の健全化や、教育保育の質の向上・充実に資するよう、様々な情報提供、研修、調査研究などを行っています。

認定こども園白書2024

判型:B5
頁数:132頁
価格:3,080円(税込)
発行日:2024/4/20