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山口晃弘の超幸齢社会の最幸介護術

山口 晃弘(やまぐち あきひろ)

超高齢社会を実り多き「幸齢社会」にするために、
介護職がすべきこととは?
元気がとりえの介護職・山口晃弘が紡ぐ最幸介護術。

プロフィール山口 晃弘 (やまぐち あきひろ)

介護福祉士、介護支援専門員。1971年、東京都生まれ。高校卒業後、設計士、身体障害者施設職員を経て、特別養護老人ホームに入職し、介護職・生活相談員を務め、その後グループホームの管理者となる。
現在、社会福祉法人敬心福祉会 千歳敬心苑の施設長。著書に『最強の介護職、最幸の介護術』(ワニブックス、2014年)がある。

著書

『最強の介護職、最幸の介護術』
『最強の介護職、最幸の介護術』

Try and try again

 ラグビーワールドカップ2019で、日本が快進撃を続けています。この原稿を書いている時、日本は予選リーグ3連勝を決め、史上初の決勝トーナメント進出に王手をかけました。
 予選リーグ2試合目の相手は、世界ランキング2位のアイルランド。試合前の選手控室でコーチは選手たちに話していました。「世間は私たちのこれまでの努力を知らない。私たちがこれまでどれだけのものを犠牲にしてきたか知らない。今日の試合を接戦になるとすら思っていない…。仲間を信じて…、Lets go!」

 私がスポーツ好きだからでしょうか?
 いや、きっとスポーツ好きの人じゃなくても、彼らのスピリットに多くの人が感動していると思います。
 今は「男らしく」という言葉ですら、使い方によってはハラスメントになってしまうそうですが、私は素直に「男ならこうありたい!」と思います。

 皆さんはどうですか?
 ラグビーと介護、福祉は違う世界だからと、何も思わないでしょうか?
 日本人の体格も昔とは違って大きくなりました。それでも世界の強豪と比較した時、体格は少々見劣りします。しかし、スピリットは世界最高クラスのように見えます。
 勇気のない人にタックルはできない。たとえ自分が倒れても、ボールという魂を繋いでいく。
 世界の屈強な男たちに挑んでいくのは勇気がいるでしょう。怪我が絶えないでしょう。苦しいでしょう。それでも彼らは、前へ前へと進んでいきます。

 自分を振り返った時、普段の自分はどうでしょう…。
 仕事、同僚、上司、会社への不平不満ばかり言っていませんか? 自分が上手くいかないことを、全部会社や他人のせいにしていませんか?
 今の仕事、環境に不満があるなら、自分の手で変えればいい。
 言い訳ばかりの毎日よりも、「全部自分の責任です」と言える仕事をしてみよう。

 日本代表の彼らが必死に、夢中に、ボールを追いかけtryするように、介護職の本分は介護。人のせいにして、人の悪口なんて言っている暇があるなら、お年寄りに笑顔で向き合っていこう!


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