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山口晃弘の超幸齢社会の最幸介護術

山口 晃弘(やまぐち あきひろ)

超高齢社会を実り多き「幸齢社会」にするために、
介護職がすべきこととは?
元気がとりえの介護職・山口晃弘が紡ぐ最幸介護術。

プロフィール山口 晃弘 (やまぐち あきひろ)

介護福祉士、介護支援専門員。1971年、東京都生まれ。高校卒業後、設計士、身体障害者施設職員を経て、特別養護老人ホームに入職し、介護職・生活相談員を務め、その後グループホームの管理者となる。
現在、社会福祉法人敬心福祉会 千歳敬心苑の施設長。著書に『最強の介護職、最幸の介護術』(ワニブックス、2014年)がある。

著書

『最強の介護職、最幸の介護術』
『最強の介護職、最幸の介護術』

プライドとはなんだ?

 岐阜県の介護老人保健施設で、2017年に入所した高齢者5人が相次いで死傷した事件があり、33歳の元職員が傷害容疑で逮捕されました。容疑者は、職員の目が行き届かないところで、入所者に暴行を加えていた可能性があるそうです。

 真相は明らかにされていませんから、まだ何が原因かはわかりません。
 しかし、異常事態であることは間違いありません。被害にあった入所者、家族や真摯に働く職員の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 人はなぜ人を傷つけるのでしょうか。
 千葉県野田市で起きた10歳の女の子が親からの虐待の末に死亡した事件。暴力による支配は理性、知性のある人間の行動ではありません。鬼畜です。
 ましてや加齢により身体が弱くなっている高齢者や幼い子どもを傷つけるなど、言語道断です。
 プライドをもって生きることが必要です。職業人としてのプライド。親としてのプライド。大人としてのプライド。人間としてのプライド。プライドとは誇りです。生きるために、品位ある態度をくずすまいとする行為のことです。
 子どもや高齢者を傷つけるとは、なんと愚かな行為でしょうか。私には到底理解できません。

 この国に非常ベルが鳴っています。
 最近の社会を見ていて、そう思います。

 心や愛、プライド、そういった無形のものを教育していくのは誰でしょうか。
 世の中が生きにくい時代になっています。それでも、常に相手を思いやり、愛をもって人を育て、人の尊厳を護っていくこと。それこそがプライドです。

 そんな無形のものを伝えること、育むことを、生涯の仕事とし、この国が少しでも人間として心豊かになるよう努めていきたいと思っています。

☆千歳敬心苑の実践報告会を開催します☆
  平成31年3月8日(金)私の勤務する特養千歳敬心苑が恒例となりました実践報告会を開催します。介護職員による実践発表。元気と勇気と感動をお持ち帰りいただけるよう、いま職員たちが必死に準備を進めております。
 どなたでも参加できます。皆さまのご参加お待ちしております。
 詳しい内容・お申込みはこちらから



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