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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

著書

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著(中央法規出版)

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著
(中央法規出版)

第315【選挙会場における合理的配慮って・・・その1】

 東京都議会選挙がありました。投票に行かれた方もいらっしゃると思います。ご苦労様でした。今回の選挙は、この長く続くコロナ禍にある我々の社会を、どうしていきたいのか? そのほかの様々な要因も複雑に絡みながら、一人一人が自身の価値観と向かいながら考える必要があった重要な選挙になりましたね。

 この選挙と言うものは、国民の義務でもあり、権利でもあるのだと思います。私も選挙の時には、必ず子どもも一緒に会場に連れて行くようにしています。子どもたちは普段は入れない、夜の学校に入れるのがうれしくて、ついてきているようですが・・・

 いつも我が子たちは聞いてきます。「誰に投票したの?」と・・・でも、我が家のルールとしては、家族であっても「誰に投票したのか?」は話しません。そんな中で、なんとなく子どもたちも体感して行ってくれたらよいな・・・と思っています。

<「僕も、投票所っていうところに行ったよ!」>

 広島県が、人権についての非常にわかりやすい冊子を出していました。
<人権啓発冊子「思いやりと優しさのハーモニー」>
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/42/1239771132110.html

「参政権」は人権を実現するための権利




 「参政権」とは、国民が国の政策形成過程に参加する権利、つまり、国民が主権者として、直接あるいは代表を通じて、国の政治に参加する権利で、「国家への自由」とも言われます。 日本では、原則として、国民の代表者によって国政が運営されることになっているので、国民の意見を忠実に国政に反映させて、国民の人権を実現するために、「参政権」の保障はとても重要です。「参政権」には、「選挙権」「被選挙権」などがあります。
 「選挙権」は、個人の権利としての側面があるとともに、公務員の選定に参加するという公務としての側面をあわせもっていると解されています。公職選挙法では、特定の者(禁錮以上の刑に処せられその執行を終わるまでの者など)が「選挙権」を持たないと定められていますが、これは、この公務としての側面に基づいて制限されていると考えられています。

 なるほど、改めてこうして文章として読むと、背筋が伸びる気がしました。1人の力は大きくないですが、やはりそれが国民全体となって、国を動かしているのですよね。社会貢献教育の中でも、SDGs教育の中でも、この「1人1人の力」について考えることが多々あります。選挙権の話はしませんが、やはり、社会・世界を構成している「私」という一人の人間の行動や言動は、非常に大切であるということなのだと思います。横浜も来月選挙があります。今一度、自分の価値観にしっかりと向き合いたいと思います。

 さてさて、こんなに大切な「投票」です。全国の投票会場では、当然のことながら様々な合理的配慮がなされています。とはいえ、まだまだ完全ではありません。よく使われる地域の小学校の体育館ですが、古い建物の場合は、未だにスロープがついていなかったり、二階かつエレベーターがなかったり・・・様々な課題があります。そこで、障害がある方々は、期日前投票会場に行かれることが多いです。役所等のある程度バリアフリーが整った施設でアクセスも良いので、「その方が落ち着いて投票できる」という声も多々聞きます。とはいえ、障害がある方々は全員期日前に行け!ということではないですよね。地域で当たり前に、この大切な投票と言う活動を実施するための方法は、しっかりと地域で考えていくべき問題だと考えます。

 金沢市のウェブサイト・・・がわかりやすかったので、紹介します。

<病気やけがなどで、身体に障害がある場合、選挙に投票するにはどうすればよいですか>
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/qa/43000/FAQ856.html

 この中にも書いてありますが、「投票所に、スロープも点字器も備えてありますので、係員にお申し出ください。」と記載されています。他の自治体のウェブサイトにもおおむね同じように書かれています。当然のこと、ですよね? だって、国民の権利なんです。「投票ができる」ということは、当たり前のことなんです。

 そんな事を思っている矢先、私の大切な友人から連絡がありました。彼女は視覚に障害があります。その地域で生まれ育ち、子育てもしてきた、まさに地域で「当たり前」に生活をしている人です。区役所の街づくり事業などにも参画している、非常に素敵で、私もとても頼りにしている友人です。その彼女が、今回の投票場で、とても残念な扱いを受けたといいます・・・。何十年も住み続けてきた地域の投票場で、何があったのでしょうか・・・。詳細については、次週、経過報告も含めてご紹介いたします。

 当会では、補助犬や障害に関わる様々なお問い合わせを受け付けております。ご相談はこちらまで↓ 補助犬ユーザーの受け入れや、障害のある方々の接遇に関して

補助犬よろず相談窓口
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<TOKYO応援宣言 人も犬もハッピー!補助犬を知ってほしい!>
https://www.youtube.com/watchtime_continue=1&v=QWBC_9jWAi4&feature=emb_title

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