メニュー(閉じる)
閉じる

ここから本文です

辻川泰史の介護事業所運営のコツ、教えます

辻川 泰史 (つじかわ やすし)

一期一会の出会いを大切にし、介護のプロとしてサービスを提供する辻川泰史さんによる、これからの事業所運営の指南ブログ。

プロフィール辻川 泰史 (つじかわ やすし)

1978年東京都生まれ。98年、日本福祉教育専門学校卒業。
老人ホーム、在宅介護会社勤務を経 て2002年、(有)はっぴーライフを設立(05年に株式会社化)。08年、(株)エイチエルを設立。現在、コンサルティ ング、講演、セミナーなどでも活躍中。
著書に『福祉の仕事を人生に活かす!』(中央法規、2009年)がある。
はっぴーライフHP
http://www.hl-tokyo.com/
対談ムービー http://www.youtube.com/user/2g66

岩手県被災地視察

 4月15日から17日にかけて主催するデイサービス研究会のメンバーと岩手県大槌町、釜石市に行きました。
 前日(14日)の熊本地震があり、熊本のメンバーは参加できませんでした。こうした時期・状況での視察は、より臨場感がありました。東日本大震災で被災された介護施設の視察と当時の状況、防災への備えについて伺いました。
 訪問させていただいた施設は、特別養護老人ホームらふたぁヒルズ様です。ユニットケアを行う施設であり、各フロアごとに入口や装飾などに工夫がされております。


 何よりも防災意識が高いのが、毎年、ヘリコプターを用いた防災訓練です。これは、施設長の芳賀さまが震災の際に沿岸部からの急病人やけが人の輸送の重要性を感じ、取り組まれていることです。


 施設のなかにはヘリポートもあります。また、ヘリコプター用の燃料の備蓄まで行っています。以前、私がこの施設にお伺いしたのは2013年4月10日です。そして今回お伺いしたのが2016年4月15日です。下記は、各々の時期の施設から見た風景です。

2013年4月10日撮影
2016年4月15日撮影

 奥に見える津波の爪痕は少しずつ整備が進んでいますが、未だに仮設住宅に住まわれている方も多くいます。


 青い個所の下のコンクリも震災のために土地にずれが生じたためにむき出しになったとのことです。翌日は、陸前高田市の奇跡の一本松に行きました。


 5年が経ちますが、未だに復興の支援は重要と再認しました。
 4月16日は盛岡に向かい、一般社団法人岩手介護コミュニティ協会の勉強会に参加しました。この岩手介護コミュニティ協会は、2013年度に私が岩手県から委託を受けてコンサルティングを行う際に設立した団体で初代代表理事を務めました。
 2014年度にプロジェクトが終了し、現在は2代目の藤原代表理事が運営しております。こういった地域の団体が活発に活動していることは嬉しいことです。


 岩手視察を通して、改めて防災の重要性を感じました。特に、介護事業は他の事業とは違います。要介護状態の高齢者の安全の確保、そして避難時のケア等の役割もあります。そういった万が一の際にどういった対応を行うか? 防災訓練だけでなく、災害時から数日間のオペレーションの確認もしておくことが必要と感じました。

【前の記事】

介護業界の電話対応

【次の記事】

自己投資