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今月のおはよう21

おはよう21

介護専門職の総合情報誌『おはよう21』最新号の内容をご紹介します。

認知症の人を“かたくなな気持ち”にさせる18のNG対応

『おはよう21』2024年3月号から、特集(認知症の人を“かたくなな気持ち”にさせる18のNG対応)の内容を一部ご紹介いたします。

認知症の人は、置かれている状況によって、不安や心配、苛立ち、怒りなど、さまざまなネガティブな感情を抱くことがあります。
そうした感情は、介護職のかかわり方によって引き起こされる可能性もあります。

認知症の人の信頼を損ね、〝かたくなな気持ち〞にさせる18のNG対応とその改善方法を考えます。


認知症の人を“かたくなな気持ち”にさせるNG対応

ここでは、日々のかかわりのなかで、つい認知症の人に対して行ってしまいがちな「NG」対応を示します。
日々の実践を振り返って、当てはまることがないか確認してみましょう。

1 記憶を問う質問をする

認知症の中核症状の一つである記憶障害は、治そうとしても治るものではありません。

現場で職員が「私の名前はわかる?」「覚えている?」と質問している場面を見かけることがあります。
しかし、記憶の障害がある方は、答えることができないと、「相手に申し訳ない」「頭が変になってしまった」というような思いになってしまいかねません。

認知症の人とのコミュニケーションでは、記憶を問うのではなく、本人をサポートするかかわりを意識しましょう。
「私の名前はわかる?」ではなく、会話の中で自ら名前を名乗って、それとなく相手に伝える配慮が必要です。
毎日顔を合わせる機会があっても、その都度、名前を伝えてから会話するのもよい方法です。

なお、記憶を問う質問のすべてが悪いわけではありません。
認知症の人は、昔のことはよく覚えているということがあります。
それを話題にして、本人が気持ちよく会話できる機会をつくるのも、相手に配慮したかかわりです。

◎な対応

相手をサポートする気持ちでかかわる

2 大きな声で話しかける

思考・判断力の低下がみられる利用者の場合、相手が話している内容よりも、声の大きさや言い方のほうが印象が残ることがあります。
そのため、大きな声で話しかけると、「怒られている」という印象を与えて、不安にさせてしまうおそれがあります。

利用者に話しかけるときは立ち止まり、目線を合わせ、優しい声が届く距離をとることが大切です。

実際に職員が大きな声を出すのは、職員が業務で忙しく、心に余裕がないときではないでしょうか。
歩きながら・立ったまま・離れた距離から話しかけると、自然と大声になってしまいます。

相手が認知症であるかどうかに限らず、職員が大声を出すことにはデメリットしかありません。
「大声を出さない」というルールをつくってみると、職員の意識や業務全体を見直すきっかけになります。

誰もが落ち着いて、心穏やかに過ごせる生活空間にするために、大切なことです。

◎な対応

目線を合わせて優しく話しかける

続きは本誌でご覧いただけます。

執筆
坂本孝輔
地域密着型通所介護 二本木交茶店 店長

落川晃央
川崎市特別養護老人ホームしゅくがわら 総括介護長

以上は、『おはよう21』2024年3月号の特集の内容の一部です。このほかにも本誌では、下記のトピックを取り上げ解説しております。ぜひお手に取ってご覧ください。


特集

認知症の人を“かたくなな気持ち”にさせる18のNG対応

  • 1 認知症の人の“かたくなな気持ち”にはワケがある
  • 2 認知症の人を“かたくなな気持ち”にさせるNG対応
  • 3 認知症の人が「安心」できるポジティブ対応
  • 4 事例 ポジティブ対応で変わる利用者の暮らし
『おはよう21 2024年3月号』
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