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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

著書

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著(中央法規出版)

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著
(中央法規出版)

第282回【新型コロナウィルスにどう立ち向かうのか?(4)心の健康を保つために】

 緊急事態宣言の発令により、自宅待機が続いている方々もたくさんいらっしゃると思います。また、一方で、医療従事者や特にこのサイトの読者の中には、福祉関係者の方々も多いと思われます。常に命によりそい、命がけの業務をしてくださり、ありがとうございます! 心より尊敬し、感謝申し上げます。

 フランスでは、夜9時になると医療従事者に向けて「ブラボー︕」の掛け声とともに、街中から拍手が起こるそうです。。。素敵なエールですね! 日本でもぜひ、みんなで心を一つにして、エールを送りたいです! 本当にありがとうございます!!! そして、その感謝を伝えるために、今の我々1人1人ができることは、自宅待機を自ら率先して徹底し、人との接触を極力控えることにつきると思います! 先日ニュースで「東京都が感染減を実現するには、98%の行動抑制が必要」との衝撃的な数字を目にしてしまい・・・絶望的な数字に声が出ませんでした・・・。しかし、今の私にできることは、自宅待機で子どもたちを守ること! 大切な周りの人たちを守ること! です。前を向いて、今やるべきことを粛々とこなしながら、いつ終わるともわからない長期戦を覚悟して、日々の生活の中に、工夫しながら楽しみを見つけていきたいと思います。

 そんな中、オーストリア/ドイツの子ども達から始まったアクションキャンペーン、日本の子どもたちも立ち上がりました!

【Youngest Speaking Out JAPAN】 → https://www.youtube.com/embed/0GAKixEZbRY


 子どもたちのまっすぐな気持ち、そして伝えたい想い、感じ取っていただけると思います!ぜひ、皆さんのSNSでもどんどんシェアして下さい! 総理大臣の非常事態宣言よりも(!?)、人々の心に届くかもしれません・・・

#youngestspeakingout #covid19 #stayhome #家にいようよ #落ち着こう #医療従事者にエールを

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 もうひとつ、紹介したいのがこちら↓ 日本赤十字社の

 「感染症流行期にこころの健康を保つために」シリーズの紹介 2020年3月27日

 http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200327_006138.html

 この中の 1.「隔離や自宅待機により行動が制限されている方々へ」 をぜひ、ご一読ください。気づいていない間に、心がストレスを感じているかもしれません。そんな時の、気持ちの持ち方、気持ちの向け方のヒントが書いてあります。周りの家族や友人にも伝えてあげてください。みんな、一人ではありませんので!

PDFデータはこちらです。↓



 視覚障がいのある方のため、テキストに起こしました。詳細は下記をご覧ください。

 1.感染症流行期に
 こころの健康を保つために
 ~隔離や自宅待機により行動が制限されている方々へ~
 日本赤十字社

 2.隔離されると、私たちには以下のような
 様々な感情や反応が生じることがあります

 ・自身の体調や仕事や将来について心配になります。
 ・自由が制限されることで、怒りや不安を感じます。
 ・周囲の人が感染していたらどうしようと心配になります。
 ・起こりうる最悪な事態を考えてしまい、思考が現実離れしたり、落ち着きが奪われたり、恐怖が強まったりします。
 ・自分自身の今までの行動が、もしかしたら潜在的な感染の原因となってしまったかもしれない、と自分を責めます。
 ・他の人との交流が制限されているために、孤独や寂しさを感じます。
 ・イライラしたり腹を立てたりしやすくなります。

 3.隔離されたときにこうした反応が生じるのは
 とても自然なことです。心の健康を保つために
 私たちは以下のようなヒントを用いて
 自分自身を十分いたわる必要があります

 おすすめすること  ・自分自身の体調を客観的に、落ち着いて評価しましょう。
 ・通常の睡眠・起床のペースを保つように心掛けましょう。
十分に食事をとり、できるだけ運動するよう心掛けましょう。
達成できるゴールを設定し、それを実行することで、自分自身をコントロールできている感覚を得ることができます。
 ・感情をありのまま受け止めましょう。自分のこころの状態や今必要なことは何か、自分と対話する時間を持ちましょう。
 ・出来ることや場所が限られていても、楽しくリラックスできる活動を心掛けましょう。
 例えば絵を描いたり、お気に入りの本を読んだり、音楽を聴いたり、ストレッチやリラックスできる運動などを行うのはどうでしょうか。

 4.隔離されたときにこうした反応が生じるのは
 とても自然なことです。心の健康を保つために
 私たちは以下のようなヒントを用いて
 自分自身を十分いたわる必要があります

 おすすめすること
 ・活動的であるように心掛けましょう。書きものをしたり、ゲームをしたり、クロスワードや数独パズルをしたり、頭を使うゲームを考案したりするのも良いでしょう。
 ・家族や友人とのつながりを維持するよう努めましょう。
直接会うことはできなくても、SNSを使って連絡を取ったり、LINEやWhatsAPPなどでビデオ・音声通話をしたりすると良いでしょう。
 ・苦しい状況であっても、ユーモアのセンスを持てるようになると良いでしょう。ユーモアは無力感に対する強力な対抗手段になるものです。笑顔や、小声でくすっと笑うだけでも、不安感やイライラ感を和らげることができます。
 ・希望を持ち続けましょう。家族や信念、自身の価値観など、意味があると思えるものを信じましょう。

 5.隔離されたときにこうした反応が生じるのは
 とても自然なことです。心の健康を保つために
 私たちは以下のようなヒントを用いて
 自分自身を十分いたわる必要があります

 避けた方が良いこと
 ×最悪の事態を考え続けることは避けましょう。
 ×一日中、睡眠をとり続けることはやめましょう。睡眠の質を下げることになりかねません。
 ×新型コロナウイルスに関する情報やニュースをずっと読み続けるのはやめましょう。情報過多は、必要以上に不安や心配な気持ちを引き起こすかもしれません。
 ×感情を隠したり抑え込んだりせず、周囲の人に意見や感情を共有するように心がけましょう。
 <以上です>

 必要な人に、必要な情報が届きますように・・・
 そのためにも、周囲の方々や遠くにいる人たちのこと、少し想像してみましょう。
 まずは1人1人ができることを!そして、離れていてもコミュニケーションをとりながら、力を合わせてまいりましょう!

ご寄付に関しまして

 寄付サイトをご覧下さい。

<TOKYO応援宣言 人も犬もハッピー!補助犬を知ってほしい!>
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=QWBC_9jWAi4&feature=emb_title

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【障害者支援】補助犬を知っていますか 差別解消に向け理解を広げたい


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#補助犬 #ほじょ犬 #盲導犬 #介助犬 #聴導犬 #がんばれ補助犬 #当たり前 #補助犬同伴拒否0

 是非、皆さんの様々なお声を、お寄せください。当会では、一緒に社会を更に更にステキに変えて行って下さるサポーターの皆さんを募集しております。お気軽にご連絡ください♪

ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より

 当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
 皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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