メニュー(閉じる)
閉じる

ここから本文です

社会福祉士に対する想いも大切に

社会福祉士に対する想いも大切に

あきかぜまおさん

社会福祉士国家試験の受験のきっかけ

 私は、片麻痺のある祖父を介護する祖母の姿に影響され、中学生の頃から介護福祉士を目指していました。そのことを入学当初から知っていた高校の先生が、大学の進路選択の際に「社会福祉士」という新たな選択肢を提案してくださいました。
 福祉に対する視野を広げてみたいと思い進学すると、さまざまな領域において「専門職」として活躍する社会福祉士に出会い、社会福祉士になることが私の目標になりました。

受験勉強のスケジュールと使用した参考書

6月頃~ 『社会福祉士受験ワークブック』に目を通し始める
8月~10月 就職活動がメインになる
11月頃  「全国統一模擬試験」を受ける
12月頃~ 『過去問題集』3年分、『模擬問題集』3回分を解く

得意科目、苦手科目の取り組みや工夫点

 得意科目:「人体の構造と機能及び疾病
 高校で生物を専攻していたため単語になじみがあり、取り組みやすかったです。試験勉強に自信がなくなった時、この科目に目を通すことで不安を消していました。

 苦手科目①:「福祉行財政と福祉計画
 たくさんの福祉計画があり混乱したため、自分なりの表を作成することで頭の中を整理しました。この科目に限らず、混乱した時は自分なりの表を作成し、視覚的に覚える作業を行なっていました。

 苦手科目②:「更生保護制度
 得意科目であった「人体の構造と機能及び疾病」に相反してなじみのない単語が多く、なかなか定着しない科目でした。なじみのある単語にするためにトイレの扉に付箋を貼ることでたくさん目にするようにしました。なじみのある単語にすることで『ワークブック』の文章が頭に入りやすくなり、だんだんと定着させることができました。

これから受験者に向けたアドバイス

 振り返ってみると、試験に対する自分なりの想いを持つことが大切だと思いました。
 私の場合、12月頃からは試験に対するプレッシャーとたたかう日々でした。プレッシャーや不安により、気持ちが完全に負けていても最後まで頑張れたのは、病院での実習を通じて感じたソーシャルワーカーへのあこがれが大きいと思います。
 試験に対するそれぞれの想いを大切に、体調には気をつけてお過ごしください。