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分からないことは周りの人に聞いてみる

分からないことは周りの人に聞いてみる

平岩 拓也(ひらいわ たくや)さん

特別養護老人ホーム 勤務

試験を受けようと思ったきっかけ

 施設で働き始めてから3年くらいは、初任者研修のみで仕事を行っていましたが、同期のほとんどが介護福祉士の資格をもっていたので、自分も介護福祉士を目指したいと思うようになりました。また、日頃の介護を通して、より多くの知識や技術を得たいという気持ちもあって、第33回の試験を受験しました。ただ、試験を意識し始めた時期自体は2年前くらいです。

勉強方法

 勉強時間として、平日は1時間~1時間半、休日は2時間~2時間半程度を確保していました。試験から半年前くらいまでは、過去問や資料集を見てノートに書き写す、という方法をとっていましたが、試験直前には、過去問を解いて間違えたところをまたノートに書き写す形で勉強していました。初めてテキストを見たときは情報が多すぎて、覚えられるか不安に襲われました…特に医療系の分野が苦手でしたね。
 使っていたテキストは中央法規出版の『介護福祉士国家試験一問一答ポケットブック2021』『見て覚える!介護福祉士国試ナビ2021』です。模擬試験は受験しませんでした。ただ、受けていればもっと色々な勉強方法があったと思います。
 基本的には1人で勉強していましたが、分からないことは先輩方や同期の人たちに質問したりして、少しずつ勉強が楽しくなってきました。

 勉強方法のアドバイスとしては、「過去問を解く→資料集を読んで知識を定着させる」というのが自分には合っていたので、とりあえず悩んでいる人はこの形で勉強を始めてみるのはどうでしょうか。あとは、繰り返しになりますが、分からないことは周りの人にどんどん聞くのがいいと思います。

合格に向けて行っていた勉強以外のこと

 周りには受験することは公表していました。やはり「絶対受かってやる」と自分の気持ちを奮い立たせたかったので。ただ、「不合格だったら恥ずかしいな」とも思ってはいたのですが。
 それから、試験前日はしっかり睡眠をとって休みました。無理をして本番で全力を出せないのでは、元も子もないですからね。

 合格につながったのは日々の努力と、その努力をしている自分を信じられたこと、あとは何より利用者様やそのご家族によりよい介護を提供したいという気持ちがあったからかなと思います。