教えて!受験勉強Q&A
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模擬試験は何回受けるのがよい?(2019年11月15日)
学校で模擬試験を3回受けることになっています。社会福祉士を受験する人の中には、4回、5回受ける人もいると聞きますが、たくさん受けたほうがいいのでしょうか?
(もしもしさん)
回数も大事ですが、模擬試験のメリットを活かすことも意識して!
大学や専門学校では、受験対策の一環で模擬試験を課しているところも多くなっています。2回、3回、4回と、その回数は学校次第ですが、学校が会場をセッティングして模擬試験を受けられるようにしてくれる機会は、とても貴重な機会です。
模擬試験、特に会場と時間が設定されている模擬試験には、いくつもメリットがあります。
まず、模擬試験を受けることは、本番と同じ時間配分で試験を体験できる、マークシートを実際に塗りつぶす経験ができる、臨場感がある、といったことがメリットだといえます。
また、模擬試験は採点結果が出ます。模擬試験の採点結果には、他の人と比べて自分が得点できているのかいないのか把握できる、どの科目が得意でどの科目が苦手なのか把握できる、といったメリットがあります。
さらに、模擬試験には解説資料がついていることが多いのですが、模擬試験の解説は、本番と同じ状況で間違いやすいところを復習できる、新たな受験教材として活用できる、といったメリットがあるといえます。
模擬試験は、種類によって、難易度には違いがありますが、形式や出題範囲は同じものなので、無理して何回も受けなければならないわけではありませんが、本番慣れができる回数には個人差があるでしょうし、何回も受けて自信をつけたい方もいるでしょう。
つまり、模擬試験は、受けないよりは受けたほうがいいと言えますし、2、3回までは、どんな方にとっても有効なのかもしれません。ですが、たくさん受けるのがいいかというと、そうとも言い切れません。回数は、自分にとって模擬試験がどんなメリットがあるかを考えながら決めるとよいのではないでしょうか。
よく「模擬試験は受けるだけではなく、復習が大事だ」といわれます。模擬試験で間違えたことは、本番の試験でも間違えるかもしれません。しかし、模擬試験で間違えた問題は、復習して知識として定着させることができるかもしれません。
模擬試験の点数が良かろうと悪かろうと、その後の勉強で本番の試験結果は変わります。せっかく受ける機会を無駄にしないように、ぜひ「活用してやる」という意識を持って模擬試験に臨んでください。