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石橋先生の受験対策講座

石橋 亮一(いしばし りょういち)

忙しい日々の中で効率よく勉強するにはどうしたら?とお悩みのあなたに、ぴったりのガイド役となるのがこのコーナーです。介護の現場にも詳しい石橋亮一先生が受験勉強のポイントを講義します。

プロフィール石橋 亮一(いしばし りょういち)

介護福祉士/社会福祉士/介護支援専門員
社会福祉法人同胞互助会にて特別養護老人ホーム、在宅介護支援センター、株式会社ベネッセコーポレーションにてホームヘルプサービス、居宅介護支援事業等に従事。その後、地域や学校、介護サービス事業者・施設の研修講師・アドバイザー、介護認定審査会委員、東京都第三者評価員、介護サービス情報の公表制度調査員、特別養護老人ホームの施設長等に携わる。介護福祉士や社会福祉士、介護支援専門員などの受験対策講座も数多く行っている。『福祉現場のための感染症対策入門』(中央法規出版)も執筆。

第1回 介護福祉士を取得して、「介護職人」としての裏付けを!

 はじめまして、石橋亮一(いしばし・りょういち)と申します。来年1月に行われる予定の、第35回介護福祉士国家試験(筆記試験)に向けて、皆さんの学習のお手伝いをさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私は30年程、介護の分野に携わっています。その間、介護の仕事は「職人」だなぁと、つくづく感じています。皆さんは、介護の仕事をどのようにとらえていますか。
 職人は、経験と勘が大切です。一方で、経験と勘を裏づけし、確かなものとして心と体に浸透、定着させるためには、勉強も不可欠です。
 今回の介護福祉士国家試験への取り組みは、介護職人として、この分野で食べていき、介護に直面している方々の生活を、一人でも多く支援するために必要な、「知識」「技術」「理念(方針)」を、ひととおり学ぶ機会と、とらえていただくとよいかと思います。

「介護福祉士」という資格が、介護の仕事を続けていく原動力に

 私は駆け出しの頃、特別養護老人ホームで介護の仕事に就きました。卒業した学校は、介護とは無縁の分野でしたので、資格をもたず、右も左もわからないなか、先輩に教わりながら従事させてもらいました。
 介護福祉士である年下の同僚は、テキパキと利用者への対応に励んでいます。同僚の姿を見ていくうちに、何だかこのまま続けていく自信がなくなり、辞めたいと思うようになりました。そんな私の気持ちを見透かした施設長が、「とにかく3年がんばりなさい。3年がんばれば、介護福祉士の国家資格が取れるのよ。資格を取れば自信もつくし、次のステップへの視野が開けてくるから」と、後押ししてくれました。
 職場の仲間の足手まといとなりながらも、何とか勤続させてもらい、経験を積み、勉強し、取得した介護福祉士。以来、今日まで介護の仕事を続けている原動力です。

資格を取るための勉強が、仕事をわかりやすく面白くする

 今の時代は、資格社会と呼ばれています。資格を取得すれば、就職や転職に有利となり、給与が上がるきっかけにもなります。そして何よりも、資格を取るために勉強して、知識や技術などを身につけることで、自身の仕事がわかりやすく、面白く、充実したものになります。その結果、介護を必要とする方々の生活を、的確に支援することができ、それが評価されて、自分自身や勤め先、介護分野の地位が上がります。
 学生の皆さんも、社会人の皆さんも、受験勉強は、大変だと感じるときもあるかと思いますが、本講座で精いっぱいサポートさせていただきます。

 次回は、受験の仕組みについて確認します。


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