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私はこうして合格しました!

国家試験を突破して晴れて社会福祉士の資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かす展望などについてうかがいました。

第92回 M.Kさん

第92回 M.Kさん
M.Kさん 行政職員(福祉職)

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M.Kさんが使った参考書

社会福祉士国家試験過去問解説集
一一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集
中央法規出版
社会福祉士国家試験模擬問題集
一一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集
中央法規出版
『見て覚える! 社会福祉士国試ナビ』
いとう総研資格取得支援センター=編集
中央法規出版

  • 『社会福祉士の合格教科書』
    飯塚慶子=著
    テコム

M.Kさんの合格までの道のり

日程勉強内容等
2017年4月通信制の大学へ編入(2年間勉強)
5月~勉強のペースをつくる
仕事、家事と授業を並行
受験本を持ち歩きながら勉強
2018年9月受験の申込み
10月模試を受け始める
11月受験勉強本格化 平日は4時間勉強
12月受験対策講座を受講
2019年1月受験勉強と、直前期の体調に気を付ける
2月国家試験
3月合格発表

M.Kさんが考える必勝3か条
  • 夢は必ず叶う!自分で叶える!
  • 「絶対合格する」と強い信念をもって自分を追い込む
  • 合格は一人で勝ち取るものではなく、周囲の協力があってこそ!感謝を忘れない

福祉の現場で働きながら社会福祉士を目指す

 私は、公務員の福祉職として入職し、福祉関連の職場で業務経験を積んできました。
 現在の職場で福祉職としての専門性を求められたことや、家庭での子育てが一段落し時間的に余裕ができたこと、「勉強をしたい」と私自身の意欲がわいたこと等、さまざまな理由とタイミングが重なり、社会福祉士を目指すことを決めました。

受験資格取得のために通信制の大学へ編入

 すでに福祉系大学を卒業していましたが、社会福祉士の受験資格を取得するために、通信制の大学へ編入しました。
 大学の勉強は、教科書を使ってのインターネットでの動画授業でした。日中はフルタイムで仕事をして、帰宅後は、食事づくり、洗濯、お風呂の準備などの家事をして、家族との団らん。そういった日課が終わってから、自分の自由になる深夜の時間に授業の動画を見るという日々を過ごしました。
 寝落ちしながらの動画授業は、「理解を深める」とは程遠いものでした。そのため、授業の復習テストや修了試験は、教科書や国家試験対策用の受験本を繰り返し読んで理解を深めながら乗り越えました。

大学の授業のペースをつかむ

 通信制大学への編入当初は、勉強する習慣がついておらず、ペースがつかめず慌てて大学の試験勉強をしはじめました。夜中の2時までかかり、急いで就寝して朝6時に起床するというようなハードな時期が1か月程ありました。でも、その後は、学習のペースを自分のスケジュールに合わせて調整できました。
 大学での年数回スクーリングは、同じ志を持った者同士が集まる機会、学びあうことができる機会で、日頃できない話もすることができました。ラインなどで連絡先を交換し、その後も受験勉強にくじけそうなときに励ましあい、かけがえのない時間を過ごすことができました。今となってはよい思い出です。

スケジュール管理しながら

 受験直前の12月までは、大学の授業、スクーリング、レポートがつまっていて、受験勉強だけに集中できず、大学の授業と日々の仕事、家事、子育てすべてを並び立たせることは体力的にも精神的にも大変きつかったです。
 しかし、仕事のイベントや大学のレポート提出の締切、模試や受験対策講座などスケジュールには細心の注意を払い、忘れずにこなしました。

参考書・問題集を持ち歩くところから受験勉強スタート

 私は、日々持ち歩く受験本が増え、持ち歩くことがお守り代わりになっていましたが、受験本を開いて、わからなくても文字を自分で読み、勉強する意識を持つということがまず第一歩でした。
 私の場合、大学の授業のために購入した教科書などもあり、大学の勉強と受験勉強をした2年間に多くの本を購入しています。自分に合う受験本を探すのにも時間がかかりました。しかし、結局よく使うのは1、2冊なので、自分に合うものを吟味したほうがよいと思いました。
 私は、参考書を1冊、過去問集(解説の詳しいもの)を1冊、直前期用に模擬問題集を1冊用意しました。問題は、3回以上繰り返しました。
 アプリや動画・インターネットも活用しました。家事や入浴の「ながら時間」を活用して動画を流していました。音声を聴く勉強も取り入れました。

模擬試験を予行練習として活用

 会場受験できる模試が10月頃から始まり、日程が合うものはすべて受けるようにして、合計3回受けました。問題の量、時間配分や問題を解くスピード、マークシートのぬり方など、本番の予行練習となりました。おかげで、リラックスして本番を迎えられました。
 また、模試終了時に配布された解答・解説集が、自分の苦手とする分野の見直しや試験直前期の最終チェックに役立ちました。

本格的な受験勉強へと突入

 私が受験勉強にどっぷりつかったのは、11月から2月はじめまでのおよそ3か月でした。10年以上本格的な勉強をしていなかったので、受験勉強を習慣づけることがまず必要でした。
 平日をメインに、朝の4時~6時に2時間、夜は8時~10時まで2時間を勉強時間にあてました。習慣がつくと、勉強に没頭できる時間があることがありがたく、持ち歩いている受験本を見るたび「勉強したいなぁ」と思っていました。

得意科目と苦手科目

 私の得意科目は、「相談援助の基盤と専門職」「相談援助の理論と方法」でした。事例問題が多くて解きやすく、常識的に考えれば正答できるため、試験本番でもミスせず確実に得点源にすることができました。普段から業務で関わっていることは、勉強なしでも正答できました。仕事が受験勉強にも役立つことも多くあり、その点は有利でした。
 苦手科目は、「高齢者に対する支援と介護保険制度」「児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度」「社会保障」などでした。大学の勉強をおろそかにしていたこともあり、苦手意識がありましたが、受験勉強では後回しにせず、知識の定着を図るため、分野としては優先的に勉強しました(大学でも真面目に講義を受けておけば、ある程度の知識はつくと思います)。

直前期に受験対策講座を受講―おススメ

 12月頃から、スケジュールの合う受験対策講座やセミナーを積極的に受講しました。土日に勉強に集中できず、目の前の家事に追われて過ごし、「今日一日勉強何もできなかった…」と後悔し、自己嫌悪に陥ることが多くあったので、「勉強せざるを得ない環境」に自らを追い込み、講師の先生の力をお借りして、「やる気」を注入していただきました。
 いとう総研の伊東先生の講座が特に私には相性がよく、おかげで、テンポよく勉強を進められました。
 伊東先生の受験対策講座では、解説を聞きながら、わからない点や出るポイントを教えていただき、暗記すべきものは『見て覚える!社会福祉士国試ナビ』に付箋を貼って覚えるようにし、直前期まで記憶の定着に努めました。

合格体験記などでモチベーションアップ

 モチベーションをあげたいとき、何もしたくないとき、中だるみしたときは、ネット検索して、合格体験記を読みました。自分の境遇と似た人の体験は特に参考になり、自分に取り入れられるものは積極的に取り入れました。工夫の宝庫です。

試験に向けての体調管理、直前期の過ごし方

 毎年インフルエンザの流行があるため、11月頃に予防接種を受けました。そのほか、睡眠や食事をしっかりとるようにし、仕事を少し控えて早めに帰宅することを心掛けました。
 試験直前には、勉強に集中できるよう有給休暇を取得させていただきました。仕事の調整をし(前もってできることは終わらせる)、早めに届け出をするなど、職場に理解してもらえるよう、自分なりに工夫をしました。
 仕事、子育て、家事、大学の勉強…欠かしてよいことはどれ一つありません。しかし、直前期には、仕事の負担を少し軽くしてもらったり、子育てや家事は家族や友人にお願いしたりと、一人ではすべてをできなかったと思います。家族や友人、職場のサポートのおかげで、乗り切ることができました。普段から、感謝を忘れないようにしています。

社会福祉士を目指す皆さんへ-0点科目をつくらない

 19科目(18科目群)で、全ての科目で得点することは難しいかもしれません。19科目という科目の多さに圧倒され、「無理だ」とあきらめる方もいるかもしれません。
 でも、過去問をしっかり勉強しておくと、全く同じ問題ではないにしても、似たような傾向の問題や応用問題が出題され、正解できました。過去問を知り、理解をしておくと、最低でも1点は獲得でき、0点を回避できると思います。
 さらに時事問題もあるので、日頃から福祉のニュースに目を通し、アンテナを高く張っておくと、「ちょっと知ってたから正解した」と、得点につなげることができます。

社会福祉士を目指す皆さんへ-おすすめの受験ツール

 19科目といえども、科目別にバラバラの内容ではなく、同じような内容が横断的に出題されています。「19」という数字に縛られず、ざっくり分野別に分けられた『見て覚える! 社会福祉士国試ナビ』を使う、伊東先生の勉強方法が私には合っていたと思います。私と同じように勉強するなら、「付箋を貼ったところ」、つまり間違えたところを繰り返せばよいと思います。
 飯塚先生の『社会福祉士国試対策過去問題集』は、薄く持ち運びに便利で、内容・解説も読みやすく、自分の間違った問題に付箋を貼って何度も繰り返して勉強しました。
 中央法規の「社会福祉士合格アプリ」や「けあさぽ」を活用すると、隙間時間を有効に使えます。日本ソーシャルワーク教育学校連盟の「受験対策WEB講座」の動画もよく見ました。

社会福祉士を目指す皆さんへ-試験当日の対応

 試験当日、問題を解いている最中に、難しい問題にあたり、「解けなかった」と落ち込んだり、焦ったりするかもしれません。私も、初めて見る単語がいくつかあって戸惑いましたが、ほかの受験生も条件は同じです。慌てず、焦らず、冷静に、淡々と、正解できる問題を積み重ねることに尽きます。

社会福祉士を目指す皆さんへ-最後に

 皆さんの頑張りの積み重ねが、合格へつながります。最後まであきらめず、一点を落とさないようにしてください。国試合格!ご健闘をお祈りしております。

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