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法的根拠がわかる好評書籍の姉妹編、待望の刊行!!


 2014(平成26)年3月、『法的根拠に基づく ケアマネ実務ハンドブック―Q&Aでおさえる業務のツボ―』を刊行しました。
 ケアマネジャーにとって必須ともいえる介護保険制度の理解。しかし、広範に及ぶ法的根拠の熟知は至難の業ともいえます。同書はケアマネジメントプロセスに沿って、ケアマネジャーがミスしやすい、間違って理解している実務のルールを42項目厳選して【Q&A+解説】等でわかりやすく指南する体裁としています。

 幸い、各所で高評を博し、新人職員の方々はもちろん、管理者・リーダー等の指導者層の方々からも、「知りたかった法的根拠が、事例とQ&Aで平易に記されていて、法令が列記されている書籍とは違って頭に入りやすい」と、評価していただいております。
 瞬く間に増刷を重ね(制度の動きと密接に関連するため、都度のメンテナンスはかなり大変なのですが……)、姉妹編について企画を考えようとするなか、「介護サービスの運営基準や報酬請求をわかりやすくまとめている書籍があると重宝する……」という趣旨のお話を複数の方から伺う機会がありました。著者の後藤さんにお伝えしたところ、研修や講演の際に、同じく、そうした現場の声がいくつも寄せられているとのこと。
 現場が強く欲していることも後押しして、同様のコンセプトで企画したのが、今回の『法的根拠に基づく 介護事業所運営ハンドブック―Q&Aでおさえる業務のツボ―』になります。前書同様、現場の職員や事業所が何の気なしに誤って理解している内容について、“Q&Aと解説”で法的根拠を平易に指南しつつ、該当する事業所だけでなく、ケアマネジャーや行政担当者にもご活用いただきやすいよう、「介護事業所で異なる運営基準・解釈通知を項目・サービスごとに整理する!」「全般的な管理に必要な内容をまとめる!」等々、次々に内容を構成する要素が膨らんでいきました。

 執筆の時期が介護保険法改正、介護報酬改定の時期と思いっきり重なり、気持ちが萎えそうになることも多かったのですが、著者の後藤佳苗さんと、適宜、作戦会議を行い、お互いに励まし合いながら、このたび、無事に完成にこぎつけました。
 現在は、同書の“報酬請求編”にあたる『法的根拠に基づく 介護事業所報酬請求ハンドブック―Q&Aでおさえる業務のツボ―(仮)』の製作に着手しています。二書を揃えていただくと、実地指導[運営指導・報酬請求指導]の対応にも最適ですし、第一弾の『ケアマネ実務ハンドブック』も含めて、事業所運営に必ずや寄与してくれるはずです。
 ぜひ、法的根拠シリーズの三書名をご活用いただければと思います。

(中央法規出版 第1編集部 米澤 昇)

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