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得意な科目でしっかり得点を重ねていく

得意な科目でしっかり得点を重ねていく

はなさきかおるさん

社会福祉国家試験の受験のきっかけ

 進路で悩んでいた高校生の時、当時お世話になっていた先生が医療ソーシャルワーカーという職業を教えてくれたことがきっかけです。医療の場でも社会福祉士の資格を持った方が活躍していることを初めて知り、まずは大学受験を、次に社会福祉士資格を取るため勉学に励みました。

受験勉強のスケジュールと使用した参考書

6月〜12月 『社会福祉士受験ワークブック』を用いて学習する 10月〜12月 『社会福祉士の合格教科書』(M3Education)で知識の整理を行う 10月頃 「全国統一模擬試験」を受ける 1月~ 『模擬問題集』を繰り返し解く

 卒論の取り組みもあり、6月から勉強するのが一番始めやすい時期でした。後半は「全国統一模擬試験」の復習と『模擬問題集』をひたすら解いていました。

得意科目、苦手科目の取り組みや工夫点

 得意科目:「相談援助の理論と方法
 ソーシャルワーク技法は、面談場面やそれに伴うクライエントとの関係を想像することで覚えやすいと感じました。こうした面談場面については、映像資料がネットやDVDで多く配信されているため、実際に見るとさらに記憶に定着しやすいと思います。

 苦手科目:「現代社会と福祉
 覚えなければならない人名や制度が多く、覚えていくことが非常に困難でした。そこで、一緒に社会福祉士国家資格の勉強に取り組んでいた友人と『社会福祉士受験ワークブック』を参考に一問一答形式の問題を作成し、1週間に1回各科目のデータを送り合っていました。この問題を印刷し、試験直前まで繰り返し見直しました。
 また、ZOOMで勉強会を週1回行い、特に理解しづらい制度・事象はそれぞれで調べ、自分で説明をすることで理解を深めていきました。

これから受験生に向けたアドバイス

 社会福祉士国家試験は満点を取る必要はありません。0点科目はご法度ですが、自分の得意科目を見極め、点数を多く取れる場所を見つけてください。その科目を極めれば試験当日でも必ず自分の励みになるはずです。
 私は緊張高まる試験本番でも、「相談援助の理論と方法」でここは解けると自信を持って問題に取り組み、一番得点率の良い結果を残すことができました。
 ぜひ社会福祉士資格が取れるよう、頑張ってください。