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作成手順がよくわかる ケアプラン事例集 アローチャートで見えるアセスメントの思考過程

もうケアプラン作成で迷わなくなる!
作成手順がよくわかるケアプラン事例集

ケアプラン作成を迷わずスラスラできる!

そんなコンセプトのもと制作されたのが本書『作成手順がよくわかる!ケアプラン事例集』です。

ケアプラン作成でいつもどうしてよいかわからなくなってしまうのは、第2表の「生活全般の解決すべき課題(ニーズ)」と「(長期・短期)目標」ではないでしょうか。

ここが決まらないと、第1表、第3表の文言もあやふやになってしまいます。

作成の「根拠」があやふやだから、利用者や家族にそのサービスを位置づけた理由を自信をもって提案できませんし、サービス事業者にどのような目的でどのようなサービスを提供してもらいたいのか、説明することもできません。

本書では、ケアプランの13の事例を用いて、基本情報やアセスメント情報から、第2表の「生活全般の解決すべき課題(ニーズ)」と「(長期・短期)目標」になるまでの過程(作成手順)を細かく明らかにしています。

「根拠のあるケアプラン」を迷わず作成できるから、利用者や家族、サービス事業者にもすっきり説明できます。なによりも ケアマネジメントの専門職としての自信になります。

ケアプラン作成の「レシピ」を示す

根拠を持ったケアプラン作成のために、本書では、ケアプランの作成手順を明らかにしています。

作成手順というのは、料理で言えばレシピのようなものです。

例えば、カレーを作るためには、食材をどうカットし、どう炒めて、どのくらいの調味料を盛るのか調理手順を知らなければいけません。

一方で、「スパイシーなカレーにしてほしい」などの要望や方針を伝えるだけではカレーは作れません。大事なのは「レシピ」(手順)を伝えることなのです。

ケアプランの作成では、よく「利用者主体で」「主語を利用者にする」「自立支援」などと言われます。でもそれは、計画作成の「方針」であって、「手順」ではありません。

本書では「利用者主体」といった「方針」はもちろん、集めた情報をどのような手順
で組み合わせばケアプランになるのか、その「レシピ」が明確になっている
のです。

アローチャートという「見える化」手法

本書では、その「レシピ」をアローチャートという手法を使って、解説しています。

アローチャートとは矢印と○、□といった簡単な図形を使って、集めた情報を整理する手法です。難しい手法ではなく、簡単な説明がⅠ部に(超わかりやすく)ついています。

(アローチャートを使ったケアプラン作成の例(本書裏表紙収載))

解説は、収載される13個すべての事例についています
あらゆるパターンでどのようにケアプランを組み立てていったのかがわかり、きっとお役に立てることと思います。

アローチャートガイドの姉妹本

実は、本書は『アセスメントに自信がもてる!アローチャートガイド』の姉妹本的な位置づけです。

前著はアローチャートをより詳しく解説してもらったのですが「もっとアローチャートが活用されているというメッセージを伝えたいよね」という4名の執筆者の発案によって生まれました。

これによってアローチャートがケアマネジャーのアセスメントにいかに役立つかがわかるとよいよねという思いで制作しましたが、結果として、アローチャートの良さだけでなく、読者の皆様にとっても実務で活かしやすい書籍にできたと思います。

「チームで検討」「自己学習」ができるのがアローチャートの強み

散々言っておいて申し訳ないのですが、本書で「簡単にできるようになる」のはあくまでもアセスメントやケアプランの作成方法についてであり、利用者さんの複雑な問題の解決方法が簡単にわかるわけではありません

でも、アローチャートはケアプラン作成の過程を「見える化」できるツール。
難しいケースもチームで検討したり、自分で振り返ったりして自分のケアプラン作成スキルを高めることができるのが強みです。

レシピを知っていることでわかるのは「作り方」だけ。おいしいカレーを作るには何度も鍛錬を重ねることでしかできません。
本書を使って何度も何度もアセスメントを行うことで、だんだんと「正解への道筋」がわかるようになると思います。
ぜひ本書をお手に取っていただければと思います。