ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> プロフェッショナルブログ
宗澤忠雄の「福祉の世界に夢うつつ」 2009年08月

団地に住まう

 写真1は、日本最古の公団住宅の一つ、東京都三鷹市の牟礼団地です。ここの賃貸棟は、老朽化のためにすでに建て替えられていますが(写真2)、この写真は現存する分譲棟です。戦後日本の住宅政策を象徴する「歴史的建造物」と言えるかも知れません。
かつて私は、数年間この団地の住人でした。

mune09082701.gif
写真1 牟礼団地-日本最古の公団住宅

mune09082702.gif
写真2 立て替えられた牟礼団地の賃貸棟



住まうことは生きること 間取り編

 既存の一般住宅とグループホーム・ケアホーム専用住宅(以下、「ホーム専用住宅」と略)では、間取りがまったく異なります(図1、2参照。図1はホーム専用住宅のものですが、原画自体が不鮮明なため、間取りの構成をご理解戴ければと思います)。

mune09082001.gif
図1 あるホームの間取り

mune09082002.gif
図2 一般住宅の間取り例



住まうとは生きること システムキッチン編

 障害のある人のグループホーム・ケアホーム(以下、「ホーム」と略)を見学してまわると、既存の住居を借り上げたものよりも、ホーム専用に新築した物件に、幾多の点でアドバンテージのあることが分かります。
 写真1と2は、ホーム専用住宅の階段と洗面所です。階段の蹴上げは低く設計され、場合によってはホーム・エレベータをつけたところもありますから、肢体不自由に由来する移動困難や車椅子利用者にも、屋内の垂直移動に対応しやすい造りとなっています。
 洗面台が2個並列されているのは、洗面や整容に必要な手間と時間の個人差を考慮して、洗面に待ち時間を作らないための工夫です。

mune09081301.gif
写真1 ホーム専用住宅の階段―蹴上げが低い

mune09081302.gif
写真2 同洗面所



Iさんの書にみる品格

 梅雨末期は、断末魔のような激しい雷雨に襲われることがあります。写真1は、このような激しい雷雨がとおり過ぎた直後の、梅雨明けを告げる夕暮れを川越の街で撮影したものです。関東地方を除き、今年の梅雨は長引いていますから、じめじめした不快な空気が日差しの照る夏空に入れ替わることを待ち望む人はさぞや多いことでしょう。
 そんななか、数日前に私は、障害のある人のケアホーム・グループホームの実地検分と資料収集のために、名古屋に出かけてきました。すでに梅雨の明けた関東から出向きましたから、ちょうどそのとき東海地方を襲った豪雨にはびっくりしました。“cats and dogs”どころか、“Tigers and Dragons”のようなどしゃ降り…(?)。

mune09080601.gif
写真1 梅雨明けを告げる街の夕暮れ



ページトップへ
プロフィール
宗澤忠雄
(むねさわ ただお)
大阪府生まれ。現在、埼玉大学教育学部にて教鞭をとる。さいたま市障害者施策推進協議会会長等を務め、埼玉県内の市町村障害者計画・障害福祉計画の策定・管理等に取り組む。著書に、『医療福祉相談ガイド』(中央法規)、『成人期障害者の虐待または不適切な行為に関する実態調査報告』(やどかり出版)等。青年時代にキリスト教会のオルガン演奏者をつとめたこともある音楽通。特技は、料理。趣味は、ピアノ、写真、登山、バードウォッチング。

【宗澤忠雄さんご執筆の書籍が刊行されました】
タイトル:『障害者虐待 その理解と防止のために』
編著者:宗澤忠雄
定価:¥3,150(税込)
発行:中央法規
ご注文はe-booksから
障害者虐待 その理解と防止のために
メニュー
バックナンバー
その他のブログ

文字の拡大