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宗澤忠雄の「福祉の世界に夢うつつ」 2012年07月

地熱発電

 首相官邸周辺で反原発デモが続く中、かねてから私の関心事である地熱発電所を見学してきました。わが国最大の地熱発電を誇る九州電力八丁原(はっちょうばる)地熱発電所です。わが国には、東北と九州を中心に、全部で19カ所の地熱発電所が存在します。

写真1蒸気を取り出す心臓部-気水分離器とフラッシャー



小倉の熱い夏

 北九州市小倉で開催された全通研学校(全国手話通訳者問題研究会の学習会)に講師として参加してきました。折しも小倉は、小倉祇園太鼓の真最中。街にお祭りの太鼓が響き渡る中で、全通研学校も熱い学習と交流会が開催されました。

写真1
小倉祇園太鼓



暴力に対抗する「愛」と「知恵」

 「厳罰は有効な刑事罰なのか」-このタイトルは(雑誌『世界』8月号、第833号、176-183頁、岩波書店、2012年)、森達也さんがノルウェー元法相から聞いた話を中心にまとめた記事です。ノルウェーでは、昨年の7月22日に連続テロが発生し、総計77名もの死者を出す大量殺人事件となりました。「ならばこの事件を、政府や国民はどうとらえたのだろう。世界一寛容と言われるノルウェーの刑事司法に、何らかの影響を及ぼしたのか」という問題意識から、事件当時に法務大臣を務めていたクヌート・ストールベルゲ氏に話を聞いたものです。



分からない-不安が高まる-ポピュリズムが跋扈する

 この間、私の理解に苦しむことが世の中でさまざまに起きています。たとえば、スーパーでウナギの蒲焼を買ってくるよりも吉野家かすき屋でうな丼を食べた方が安いことや、昨今の政治がほとんどジョージ・オーウェルの『アニマル・ファーム』みたいになっていることです。ただ、オーウェルがスターリンを批判した時代と異なり、複雑化した現代社会の現象を的確に理解するのは、なかなか難しい。テレビや新聞の報道はまったく表面的で不十分なうえに、インターネット上の情報もあてにならないものが溢れかえっています。



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プロフィール
宗澤忠雄
(むねさわ ただお)
大阪府生まれ。現在、埼玉大学教育学部にて教鞭をとる。さいたま市障害者施策推進協議会会長等を務め、埼玉県内の市町村障害者計画・障害福祉計画の策定・管理等に取り組む。著書に、『医療福祉相談ガイド』(中央法規)、『成人期障害者の虐待または不適切な行為に関する実態調査報告』(やどかり出版)等。青年時代にキリスト教会のオルガン演奏者をつとめたこともある音楽通。特技は、料理。趣味は、ピアノ、写真、登山、バードウォッチング。

【宗澤忠雄さんご執筆の書籍が刊行されました】
タイトル:『障害者虐待 その理解と防止のために』
編著者:宗澤忠雄
定価:¥3,150(税込)
発行:中央法規
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