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上野文規・下山名月が全国で触れた、出会いは一期一会

出会い、介護の世界

 人の考え方や行動パターンは、さまざまな縁に起因します。
 私の父は上州(群馬)生まれで、酔えば幼い私をおぶって「♪泣くな妹よ妹よ泣くな…」(赤城の子守唄)や「♪男心に男が惚れて…」(名月赤城山)をよく歌ったものです。だから私の父親像も憧れの対象も、国定忠治を代表とする渡世人でした。
 渡世人でも堅ぎでも、生きる世界には表も裏もあり、白か黒か、善か悪か、勝ちか負けかでは割り切れません。割り切れないから、遣り切れないのです。その遣り切れなさ、哀しさの中に、奥深さや面白みもあります。
 子どもの頃からアイドルや正義の味方的なヒーローに興味がなかったのは、影のない明るさや単純さが面白くなかったからだと思います。私が魅かれるのは、矛盾を抱えなからも、懸命に真っすぐ生きようとしている人です。法の定めや世間の常識・評価ではなく、人の情や自らの矜り(ほこり)に従って生きる人。たとえば浅田次郎著「壬生義士伝」の“吉田貫一郎”だったりします(浅田次郎が描く渡世人、落ちこぼれの武士、盗人はみな魅力的です)。



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プロフィール
上野文規・下山名月
(うえの ふみのり・しもやま なつき)
上野文規
介護総合研究所『元気の素』代表。専門は「地域ケア論」「ケースマネジメント」。全国を講演・講座・指導に飛び回るかたわら、施設などの開設準備にともなう「ひと・もの・はこ」の総合プロデュースを手がける。著書に「遊びリテーション学」(雲母書房、1999年。共著)、「入浴介護実践集」(ブリコラージュ、2002年)、「新しい痴呆ケア」(雲母書房、2004年。共著)などがある。

下山名月
民間のデイサービス「生活リハビリクラブ」創始者。現在は生活とリハビリ研究所研究員、元気の素スタッフとして、全国の老人関係施設への実技指導や講演、講座の講師などを務める。著書に「遊びリテーション学」(雲母書房、1999年)、「安全な介護」(ブリコラージュ、2004年。いずれも共著)などがある。
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