ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> プロフェッショナルブログ
高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2013年11月

「CADL研究会」の第1回発表会!

 11月17日(日)、ようやくCADL研究会の第1回発表会が終了しました。この勉強会を始めて約半年、手探りをしながら進めてきましたが、皆さんに「まずは、伝えてみよう。そして評価をいただこう」と、メンバー一同、開くことを決めました。
 タイトルは、「CADLの視点に立ったケアマネジメント実践報告&シンポ」です。

 全体は3部構成です。(1)私の講義、(2)実践報告(2事例)、(3)ミニシンポの順序で進めました。



「ケアプラン」を拡大コピーしましょう!

 先週からケアプラン研修が続いています。

 今週の火・水に訪れたのは、新潟県南魚沼市。今年度から「ケアプラン点検」を始めるので、地域包括支援センターと行政担当者にはその手法と進め方を、現場のケアマネジャーの皆さんにはそのメリットと活用の仕方を研修したいという依頼でした。
 こういう研修では、事前にこのようなお願いをしています。

 「参加されるケアマネジャーの皆さんには、“これぞ!”というプランを1名分持ってきてもらってください。できれば、要介護1~2の方のプランにしてください。もちろん、個人情報の部分は削除してもらってくださいね」

 ここでは、“これぞ!”とはどのような意味かはあまり説明しません。これぞ自慢のプランなのか、これぞ不安なプランなのか、それは各自の受けとめ方でいいですとは伝えますが…。


生まれ育った「地元・京北」で研修

 今週の火・水は、私が生まれ育った地元で研修会がありました。
 今年で4回目の恒例の研修となります。

 私が生まれ育ったのは、京都市から車で約1時間走ったところの京北町というところです。当時は合併する前ですから、北桑田郡京北町という名前でした。

 周囲を杉(北山杉)に囲まれた山村といえば、ぴったりとくるでしょうか。この地に0歳から18歳までを過ごしました。
 いわゆる、私のそもそもを育ててくれた「ふるさと」ですね。私は全国の市町村を研修で訪れますが、どこの田舎に行ってもなつかしくなるのは、この地に生まれ育ったからでしょう。



「ADL」とは何者か?

 アセスメントというと、「ADL」のことが必ず取り上げられます。英文表記では「activities of daily living」、日本語では「日常生活動作」と訳します。具体的には、「食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴」と説明されますね。
 そして、「料理、買物、掃除」などは「IADL」です。これは「日常生活関連動作」のことです。

 さて、この「日常生活動作」という翻訳ですが、果たしてこれは正確なのか、という疑問をずっと抱いています。
 いわゆる“直訳”としては正しいのでしょうが、現場の理解を考えると、若干の意訳が必要なのではないでしょうか。ちなみに意訳とは、「意を汲み取った翻訳」という意味です。



ページトップへ
プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
ご注文はe-booksから
3172.jpg


bn_caretown.jpg
メニュー
バックナンバー
その他のブログ

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books