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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2011年01月

チームケアのマナー

 今回は、『ケアマネジャー』(中央法規)で連載中の「ムロさんのケアマネジメント・マナー講座」の裏話(笑)編です。
 2月号は「チームケアのマナー」編です。はじめに想定していたのは「職場の人間関係」でした。

 ところが書き始めてハタと手が止まりました。だって、職場といっても1人ケアマネや2人ケアマネが大半です。私が指導をしている居宅介護支援事業所は20名近くいますが、そういうところはすごくまれです。それだって、2~4人の事業所にわかれて動いていますからね。



女性的・男性的

 前回は「男性が行きたがるデイサービス」について書きました。従来の高齢者ケアでは、女性高齢者に好まれるアクティビティが多かったために、どうにも男性にとっては相当に居心地が悪い?サービス環境になっているかも、という問題提起としても書かせていただきました。
 読まれたみなさんはどうです?
 目からウロコだった人もいれば、「もうやっているよ」と思われた方も多いのではないでしょうか?

 ならば、今回は「女性的な発想のススメ」のご提案です。
 ちょっと大げさですが、やはり男性的な発想では「新しさ」を生みだすには、なかなかむずかしい面があると実感している私です。
 先日講師をした、Y県の民生委員さんを対象とした研修会です。午後の情報交換の時間に「これからの地域の支え合いをどうすればよいか」を話し合ってもらいました。



男が行きたがるデイ

 介護に関わる番組が増えています。近頃はワイドショーで介護に関するコーナーを作ったり、特番を組む例も多いですね。ここ2~3年はずいぶんとレベルが高くなってきて、かなり突っ込んだ視点で取材していると思います。いかがですか、みなさん?

 そのなかの1つが土曜日の朝の「男性が行きたがるデイサービス」を紹介した番組でした。映し出される利用者は70代~80代の男性ばかり。どの顔も楽しげでリラックスしています。一般的にデイサービスを紹介すると、女性がいきいきとしていて、男性がむずかしい顔をしているものです。

 ところが、この東京都世田谷区のMデイサービスは違います。
「いやぁ、ここだと楽しいですよ。よそのデイサービスは、午前中にお手玉づくりをするんです。できる人はいいけど、やらない人はそれをまわりで見ているだけです(笑)」と、どれほど暇でつまらなかったかを熱心に話されます。
 このデイサービスが男性利用者を引きつけるコツはなにか? これが案外と単純なことでした。



交渉のマナー

 年が明けて10日以上経ちましたので、ちょっと遅いようですが……
 明けましておめでとうございます。
 みなさん、今年の初日の出はどのような気持ちで迎えられましたか? 「すっかり寝正月で、初日の出なんてとてもとても」という方も多いのでしょうか。小生が目をさましたころは、お天道さまはしっかり空の上にいらっしゃいました(^_^;)。

 月刊『ケアマネジャー』の1月号の連載テーマは「交渉のマナー」でした。さて年明けはこのテーマから入りましょう。



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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
ご注文はe-booksから
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