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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2008年02月

「チャレンジシート」から見えること

 私の研修会では、受講された方に「チャレンジシート」を研修終了の際に5分間程度書いてもらっています。6年ほど前?から始めています。
 今では研修評価的なアンケートをとる主催者も増えましたが(某県の主任介護支援専門員研修はなかなかの優れモノ。講師陣にはヒェ~(^_^;)ものですが)、当時は多くがシンプルなものでした。
 何より私自身、みなさんがどのような感想を抱いたのか、研修内容に不十分はなかったかと思い、このシートを始めたのです。



「苦情」って嫌いですか?

 主任介護支援専門員への研修では、リスクマネジメントを取り上げます。その際、まずは「苦情」をとりあげることに。しかし、このテーマを取り出すと、会場は「シ~ン」とします。どうしたのかな?と正直に感想を述べると、いつもノリのよいみなさんも、さすがに遠慮がち。
 そこで次の質問を…
 「苦情を言われた経験を話し合ってください」
 と促します。



「に」か「へ」か…そんなの関係ねぇ?

 ケアタウン総合研究所では昨年から、「ケアコム」なる施設向け総合マネジメント情報誌を隔月で発行しています。総16ページ程度のものですが、レイアウトは「アエラ」(朝日新聞社)?を意識した作り(^_^;)。全国の特養・老健・有料の施設と社協、各業界団体にも送らせていいただいています。
 この中の評判の連載が、著名人へのゲストインタビュー。介護に関わる思いをさまざまな角度から語っていただいています。そのなかで象徴的なフレーズを取り出して、私が筆文字で書いて!います。書も小生のちょっとした趣味なので…。
 2月号のゲストは、服部万里子さん(立教大学教授)。介護人材不足について語っている際に、「もっとケアの仕事の魅力を伝えないと。つらさや大変さばかりが流されているからね」と熱心に語られ、そこから次のフレーズが生まれました。



「忘れる」ということ

 「忘れてしまいたいことや~…」
 これはあの亡き河島英五の『酒と涙と男と女』の一節です。30代のころ、カラオケでこの歌を唸った日のことが昨日のことのようです(^_^;)。



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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
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