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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2008年09月

真摯である人

 今回は、人として、専門職としての「真摯さ」についてお話したいと思います。ずいぶんと道徳的な話題と思われる方もいらっしゃるかと思いますが…。

 この言葉は、人としての「態度」に関わる言葉の一つです。
 よく私たちが使ったり言われたりするのが、本気で取り組むさまをいう「真剣」ですね。真剣にやっているかどうか…ずいぶんと学校の先生や親から言われた経験のある方、いらっしゃるんじゃないですか?(小生もしょちゅうでした(^_^;))。
 力の限りがんばるさまは「懸命」です。これに「一所」か「一生」などを前につけて頑張っている様子を伝える用語です。「一緒懸命」なんて、ちょっと洒落ているかも?
 まじめで真心のあるのは「誠実」です。嘘がなく、コツコツと努力する様子は誠実そのものな態度ですね。お見合いでもっとも気に入られている評価?ですね。



自己成長力のある人

 今回は、ケアマネジャーの「自己成長力」についてです。
 前回は「平均年齢」をテーマに、ケアマネのみなさんの加齢と高齢化についてお話ししました。この手のテーマは緊張しますね。だって、解釈する人によっては「馬鹿にしてんの!」と受け取られかねない話題ですから。ただ、研修会でこの手の話になると、実は頷く人が多いのも事実です。昨日の岐阜市介護支援専門員連絡協議会の研修会でも「そうなの、そうなの!」という共感の熱いまなざしが痛いほどでした(^_^;)。



ケアマネジャーの平均年齢

 今回はケアマネジャーの「平均年齢」についてです。
 全国の現任ケアマネジャーの研修会では、実感として(さすがに年齢に関して「では、50代の方は手を上げていただけますか」とは質問できませんから(^_^;))、40代の占有率が5~6割でもっとも高いようです。50代前後も3割程度でしょうか。60代は5%程度はおられるようです。昨日の静岡県H市でもいらっしゃいました。もちろん30代も約2割程度でしょうか。



先入観をもってしまうのは、なぜ?

 先入観とは、「あらかじめ抱いてしまう対象への意識」です。対象には、人だけでなく、会社や地域、立場、政党、事件などの出来事まであります。
 小学校で「人を見た目で判断してはいけません」と先生が教えていました。子ども心に、どうして当たり前のことを先生は繰り返すのかな…と不思議でした。それは、私たちが「見た目」で判断を下すことが多いからですね。
 見た目も「先入観」だからです。



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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

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著者:高室成幸
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発行:中央法規出版
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