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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2010年01月

「五感」という語感

 今日から長崎県主任介護支援専門員研修の事例検討(4日間)が始まります。長崎は県内3ヵ所で行われ、昨日の夜に佐世保市に入りました。ホテルから一緒になったのが、対馬市の主任ケアマネさん。
 「対馬市はタテに長い島で100キロあります。移動にとても時間がかかります。人口は3万人で高齢化率はもう40%近く。独居の方も半数近くですね。韓国が海の向こう40キロに迫っています」
 なんと、夜になると車が走る様子もわかるくらいの距離で、島の人口とおなじ観光客が韓国から来るそうです。
 「やはり税関なんかあるんですか?」
 もちろんあるとのこと。韓国資本のホテルも誕生し、韓国のリゾート地が対馬(まるで日本にとってのグアム島のようですね)となっているのでしょうか?



「慣れ」がでない環境づくり

 前回のブログで紹介しましたが、全国的な大寒波は本当に大変で、北陸・東北・北海道地方など雪深い地域の高齢者の方々を支えるサービス事業所のみなさんの奮闘ぶりには頭が下がる思いです。
 雪は「寒さ」だけでなく、外を出歩くことを遮り、「重さ」は家を潰すくらいの威力をもちます。それに、凍ると足元にはとても危険で…そのなかで高齢者支援をされている事業所に、「積雪加算」なんてのはつけられないのかなと思ってしまいます。



予想外予想外予想外

 今年最初の「占い師が祈願する新年」への反響メール、ありがとうございます。
 「思わず職場のパソコン前で笑っちゃいました」との感想も。長崎のメルマガファンの勝Yさんがこんな話を聞かせてくれました。
 「私の姪っ子が大学受験の時期になり、父親が娘さんに近くの神社に一緒に参拝に行こうと誘ったそうです。娘がめずらしく嫌がるので、どげんした? と尋ねたら、あっこの神社の息子が去年、大学受験に落ちたと。そげん神社では合格祈願はできん。と言い返してきたそうです」
 娘さんのダメだこりゃというような?言い方が想像できますね。若い娘はやっぱキツイですね。現実的です。

 ご利益があるかどうかはわからずとも、縁起の悪いことだけは避けたいのは、日本人特有のバランス感覚です。しかし息子の受験失敗が回りまわって「賽銭箱の集金力」に影響するわけですから、なかなか大変です(^_^;)、神社経営も。



占い師が祈願する新年

 あけましておめでとうございます。
 新年早々と「あけおめメール」も頂戴しました。メルマガの新年号(210号)に「はじまりはじまり」のタイトルで書きましたが、2010年代の最初の年です。そして平成の元号も22年となり、子どもにたとえるなら「社会人1年生」の年にあたります。
 西暦も元号もいずれも「初々しい年」というのも珍しいですね。



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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
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