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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2010年06月

マナーな聴き方

 月刊『ケアマネジャー』の読者の方はそろそろお手元に7月号があると思います。今回の特集は「わかる! 初回面接」。初回面接は、援助場面のまさしく最初のステージ。初め良ければすべて良し……古人はうまいことを言ったもの。ということは初めダメならすべてダメなのか? いえいえ、リカバリーはできるでしょう。ただし、第一印象が頭から離れないのも無理からぬこと。
 臆病になることはありませんが、程よい緊張感と相手へのやさしい心づかいは、第一印象を良くしてくれますよ。



限界集落への支援!

 3年ほど前から、急激に人口が減少した市町村で研修に呼ばれた際に「限界集落はありませんか?」と尋ねるようにしています。「限界集落だらけですよ、うちのマチは」と、時には自虐的な返事が返ってくることもあります。
 この限界集落に本格的に興味をもちだしたのは4年前です。いま、口蹄疫で全国から注視されている宮崎の、県社協の山崎事務局長との会話からでした。
「いま、宮崎の地域福祉のテーマは、いかに限界集落の高齢者を支えることができるか、なんですよ」



北海道に立つ!

 日産スカイラインのCMソング「ケンとメリー」といえば、多分、昭和30年代前半生まれの方ならバッチリと脳裡にメロディが流れてくるのでは?それほどに印象的だった曲です。
 北海道の美瑛には、その名も「ケンとメリーの木」があるというので、深川市の東さんと幌加内町の小野田さんに案内をしてもらいました。その前には、あの旭山動物園にも案内してもらいましたが…(^_^;)



「例え話」で「イメージ化」

 今、テレビの某局で“1分間のちょっといい話”をやっていますね。タレントさんや芸人さんが、過去の人生で出会ったエピソード、先輩からかけられた言葉、思わぬ出来事で人生観が変わったなど、凝縮した話を1分間で話すというものです。
 1分というと、原稿用紙にしたら350文字~400文字程度。案外少ないようですが、話してみると、結構な時間だったりします。

 話題は変わって……
 ケアマネジャーのみなさんの仕事は、単なるマネジメント業務ではありません。ケアマネジメントをわかりやすく説明するために「ケアとマネジメントを分けてとらえてみましょう」という言い方はしますが、みなさんの仕事のおおもとには「相談援助・相談支援業務」という基盤があってのことなのです(釈迦に説法ですね(^_^;))。



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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
ご注文はe-booksから
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