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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2009年12月

365日の振り返り

 もうすぐ、正月です。
 正月といえば「一年の計は元旦にあり」。年初の誓いを奨励されたりするものです。子どものころは、「はじまってもいない一年の総決算を今日するのかぁ?」と、妙な気分で一日を過ごしたものです。



会議の作法

 みなさんは、「会議」と聞いてどのような印象をもたれていますか?
「会議ですかぁ。面倒くさい、時間のムダ、義務感ですかねぇ」
「会議って、何を話しているかわからないときがあるじゃないですか」
「話すほうは一所懸命なんですが、聞いているほうは時間が経過することばかり気にしていますね」
「会議は、いいですよね。一度に話が聞けるから。すごく効率的です」
 いかがですか?
 たいてい否定的? で後ろ向きな反応が多いでしょうが、実は、主催する側は「やっぱり会議をやらなくちゃいけない」と必要に迫られてやっているのです。参加する側だとついつい文句が多くなり、主催側だと積極的になる。かように会議とは不思議なものです。



連携の地ならし

 先週の土曜・日曜日は名古屋でした。日本福祉大学主催の第5回ケアマネジメント研究セミナーです。
 今回のテーマは「連携」。多職種協働も私のお気に入りの言葉ですが、ここ数年、「連携」はケアマネジメントの世界ではことさら語られるようになってきて、うれしい限りです。7年前に初めて書いた『地域支援コーディネートマニュアル』(法研)で、連携について次のようなことを書きました。

「『れんけい』には、連係と連携があります。連係は連係プレーという動作を表した用語で、自軍や自らの組織内でのスムーズなやりとりを表しています。連携は、携える(たずさえる)の漢字が使われているように、他の組織がある目的・目標に向かって手を携える意で、それぞれの独立性と自主性が前提です。近い意味で提携があります。」



メモと文章

 長崎県で「記録と文章の上達術」を2日間バッチリとやってきました。今回は、東京でやっている2日間コースをぜひとも長崎で! という勝矢圭一さん(メディカルネットワーク教育事業部)の熱意で行いました。長崎はもちろんのこと、沖縄・宮古島から京都、山口、香川と、総勢62名の方々と学びました。



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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
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