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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2011年04月

スケジュールの立て方

 現在、月刊『ケアマネジャー』では「高室流 10のマネジメント」を連載中です。5月号の「スケジュールの立て方」で書ききれなかったことを含め、少し連載の裏話をしましょう。

「あの人は、あれだけ忙しいのに、どうしてたくさんの仕事がこなせるの?」
「どうして期日に間に合うのかなぁ。寝てないんじゃないかな?」
 仕事がデキル人に抱く疑問ですね。その特徴の1つが、仕事が早いこと。そして2つめは約束を守ること。その両方に必要なのが、スケジューリングですね。これが実にうまいのですね。



震災ボランティアはさまざま

 東日本大震災からひと月。ようやく震災地のひとつである宮城県仙台市と石巻市にボランティア&取材に足を踏み入れることができました。心配された交通の便ですが、京王バスの仙台便がすでに再開していたので予約を入れていました。
 12日にかなり大きな余震があったので心配でしたが、なんとか6時間をかけて現地に到着できました。

 今回、コーディネートをお願いしたのが東北関東大震災・共同支援ネットワークの皆さんです。この事務局を中心的に担っているのが、全国コミュニティライフサポートセンター(通称:CLC)です。



「絆の島」~その続き~

 前回のブログで奥尻島のことを「絆の島」と書きました。今回はその続きです。

 奥尻は、誰もが知り合いで、名字でなく名前で呼び合う関係です。
「浩、〇○はやってくれた?」
「智子は元気してる?」
 同じ名字だと混乱するので、ほとんどが名前呼び。でも北海道や内地(つまり本州ですね)から嫁いできた女性は、自分のことを「徹の嫁だよぉ」と紹介し、それでも伝わらないと地名(例:青苗、谷地)をつけ加えると、「この人は隣の安太郎といとこの青苗に住んでいるマサルの嫁ごだなぁ」と納得して、やっと心を開いてくれることになります。

 前回、自然発生的に生まれた地元デイサービスのことをちょっとだけ紹介しました。今日はその話題です。



奥尻は絆の島

 先週は、北海道の奥尻町に研修に行ってきました。函館空港からプロペラ機で30分の島です。
 初日は民生委員や役場職員、警察官、町内会長さんなどを対象に「地域のネットワーク作り」を2時間話し、翌日は奥尻町の居宅と施設のケアマネジャーや地域包括支援センター職員、デイサービスや訪問介護のみなさんを対象に研修でした。
 人口というより島民3000人のとても小じんまりした町ですから、みんなが顔見知りで、とてもあたたかい気持ちにさせてもらえた、そんな3日間でした。



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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
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