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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2011年11月

連載楽屋話~モチベーション

 数年前から「モチベーション」なる用語がスポーツシーンでも頻繁に聞かれるようになりました。でも、以前はちがいましたね。
 忘れもしない、10年ほど前の冬季オリンピック。ジャンプ競技の日本選手が「イメージどおりに飛べました」という談話を発表した時でした。彼らはうまく飛べる自分を徹底的にイメージトーレーニング(通称、イメトレ)で「脳」に焼き付け、本番に臨んでいたのです。



チャレンジシートから~職場の悩み編~

 私は、研修終了後に「チャレンジシート」なる感想を参加者に書いてもらっています。事務局が用意される場合もあります。多くは無記名で自由に書いてもらおうというものです。
 一方、私のチャレンジシートは記名式です。感想のほか、所属・職務・基礎資格・資格歴、さらに施設職員研修では施設歴(入職歴)まで記載してもらいます。



進化するコミュニケーションの道具たち

 前回、伝える技術のことを書きました。伝えることはコミュニケーションの5つの行為の一つです。多くの人がコミュニケーション上手というと「お話上手」と思いがち。だから苦手意識を抱いているようですが、実は、それはアウトプットだけのこと。
 インプットだって大切なコミュニケーションです。つまり、聴くこと、見ること(文字なら読むこと)ですね。これ大切です。
 アウトプットといえば、「話すこと」、「書くこと」、そして「ボディ・アクション」、つまり身振りです。これだって、立派に言葉です。だって「ボディ・ランゲージ」と言いますからね。



包括職員・ケアマネの「伝える技術」

 先週のこと、神奈川県社会福祉士会が主催する地域包括支援センター職員&ケアマネジャーを対象とした「伝える技術」の研修会を行ってきました。場所は横浜の社会福祉会館でした。様子は10月最終のブログをご覧ください。「相談援助職のプレゼンテーション技術」として写真で紹介しています。

 社会福祉士歴3年で包括歴2.6年の女性のS.Sさんの感想です。
「自分が伝えたいことを相手に伝えるために必要な技術を学ぶことができました。今までは、気持ちだけで話していたことに気づきました。話を組み立てる作業をせずに、マニュアルやパンフレットを読み上げるだけでした。これから、伝える際には6W1H1Rを心がけたいと思います」



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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
ご注文はe-booksから
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