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和田行男の「婆さんとともに」 2012年12月

2012ラストデイ

 皆さんにとって2012年はどんな年でしたか。
 愉快なこともあれば不愉快なこともあり、都合のいいこともありゃ悪いこともあったでしょう。
 大事件が起これば、それまでの良いこともその後の良いこともブっ飛んで「よくない年やったわ」ってことになってしまう。
 結局はプラスマイナス「どっちやったか」ってことなんでしょうかねぇ。
 僕にとって2012年…。



憧れの「くっつけるリーダー」

 いつも会うたび、自信のない発言ばかりするグループホームのホーム長。
 先日も会うと「自分は二番手で支えるタイプ。上に立って引っ張るタイプではない。」と言い、目も態度も「ホーム長を交代したい」と言わんばかりである。
 そこでひとこと言わせてもらった。
 「確かに引っ張っていくタイプじゃないと僕も思う。でもみんなをばっちりくっつけてるやん」
写真1



未来を感じさせてくれる“マサト君”の昔話

 ホームヘルパーの仕事からこの世界に入ったマサト君は、この仕事につくまで「売り上げてなんぼ」の世界で生きていた。
 マサト君がこの世界に入って一番衝撃的だったことは、見習いで先輩について訪問介護に出た時に聞いた先輩の言葉「便が出ているといいね」という一言だった。



楽をしてはいけない

 数年前から仲間と「下町三人衆」という名の「愉しむチーム」を結成して、年1・2回だが「酒のダシ」を見つけてきては、特別な呑み会を企画し集まっている。
 その会を浅草でやり、昔500人・今じゃ全国に5人しかいない幇間(ほうかん たいこ)の芸を堪能させてもらったが、学ぶべきことがたっぷり詰まっていた。



あちこちで「パンスト被り」を語り合おう!

 皆さんが「虐待」や「人権」といった根っこにかかわることに非常に関心が高く敏感なことに敬意を払いたいと思います。
 朝までやろうぜ!と言ったコメントをいただきましたように、この課題は文章では伝えにくいこともあり、本当は生で議論し合うのがよいと僕も思いますので、続きをやらせていただこうかと思いましたが、これにていったん区切らせていただきます。
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三重県なばなの里の電飾



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プロフィール
和田 行男
(わだ ゆきお)
高知県生まれ。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ大転身。特別養護老人ホームなどを経験したのち99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は大起エンゼルヘルプでグループホーム・デイサービス・小規模多機能ホームなどを統括。2003年に書き下ろした『大逆転の痴呆ケア』(中央法規)が大ブレイクした。

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