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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

フィットネスジムでの光景~その1~

私の研修会スタイルは「立位のプレゼンテーション風」です(笑)。

一度でも研修を受けられた方はわかるかと思いますが、要するに、座っていないわけです。よく演壇に腰かけ用のイスがありますが、たいていは使わないようにしています。

午前9:30から午後5:00までの長丁場でも、ずっと立ったままです。立ったままといっても直立不動なわけではなく、ステージや研修会場内を、ウロウロと歩きながら話すスタイルです。

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とにかくウロチョロしています。
なんと舞台を降りて話していますね……(^_^;)

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12年前に始めた頃はちょっと勇気がいったものですが、ずっとこのスタイルでやっています。それはなぜか……。

ジッとしていると動きたくなる。立ちっぱなしの話し方ができない。それがもっともわかりやすい理由です。

それと、動き回ることで、聞き手の皆さんの空気を身近に感じることもできるんですね。

「○○さんは、~についてどう考えますか?」私はよく、研修受講者に直接話しかけます。
前で立っているだけだと、せいぜい3列目くらいまでの人にしか聞けませんが、これがワイヤレスマイクを手に回っていると、会場の真ん中あたりの人まで歩き回ってマイクを向けることができるんです。

研修の受講者からは、「ああやって先生が回ると緊張しますね(笑)」と言われます。
まさに、その点が狙いなのです。眠くなったり、あくびをしたりなんて、きっとできませんよね(笑)。

人間は、「動くもの」に集中する習性があるとのこと。身振りを大きく、そして動き回ることで、会場の空気と雰囲気を常にかき回す効果を狙っていると思ってください(笑)。

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このような研修を行う場合、何が必要になってくるかというと「体力」です。気力も、体力がないとすぐに萎えてきます。そして、体力がなくなった場合に頼りになるのが、「根性」となります。

しかし、そもそも私には根性がない(?)。そこで、私の場合には、なくならないだけの体力をつけるほうが手っ取り早いと考え、精進していることがあります。

それは、15年間続けている週1~2回のランニング。だいたい8~10キロを走るものです。フルマラソンにも数回参加したことがあります。


ところが、ふた月前のこと。

右足の踵に激痛が走るようになり、だましだまし走っていたのですが、とうとう足を引きずるほどに。
整形外科の先生に診てもらうと「高室さん、踵にカルシウムが固まって、棘のようになった骨棘(こつきょく)が神経を刺激していますね」との診断。


エ~!!!(>_<)。


しばらくはランニングを控えるようにと、ドクターストップがかかりました。


さて、「心の汗は身体の汗で流す」をモットーに走ってきた私にとって、走れないことは「マグロが泳げなくなる」ことに等しいこと。
走らずして、いかに心の汗を流していくか、といういささかやっかいな問題?に直面したわけです。


その選択肢として選んだのが、「フィットネスジム」でした。
次回は、そこでの「今風な景色」をご紹介します。


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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

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