ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> プロフェッショナルブログ
秋山映美の「監獄から社会へ」 2010年05月

ニューヨークに行ってきました その2

 前回このブログで書いたとおり、NPT(核拡散防止条約)再検討会議にあわせてニューヨークに行ってきましたが、今回は、その中でNGOがどのような動きをしていたのかなどお伝えしたいと思います。

 NPT再検討会議は、1週目の各国政府代表のスピーチが終わると、翌週からは3つの委員会に分かれ、各国の外交官がそれぞれの委員会で、核軍縮をどのように進めていくのか、NPT再検討会議における合意文書の内容をどのようなものにするのかなどを話し合います。
 そこで、NGOは、具体的に協議を進める外交官に対して「私たち市民社会はこのように考えていますよ」ということを伝え、合意文書の中に市民社会の意見を反映してもらうように働きかけるのです。



ニューヨークに行ってきました

 監獄人権センターの仕事とは別に、10日間ほどの日程でニューヨークへ行ってきました。
 といっても、ただ遊びに行ったのではなく、5月3日から国連本部で開催されていたNPT(核拡散防止条約)再検討会議を傍聴してきたのです。

akiyama100524_01.jpg
国連本部



受刑者との面会

 私は今まで、拘置所にいる裁判中の被収容者とは面会したことはありますが、実は、受刑者と面会したことはないのです。
 なぜならば、法律や規則によって、私が受刑者と面会することが簡単にみとめられないからです。



シリアの花嫁

 先日、ニューヨークに行く飛行機の中で、「シリアの花嫁」という映画を見ました。
 話の大筋には刑務所に関することはあまりでてきませんが、いろいろと考えさせられる映画でした。刑務所については、主人公の父親が、政治犯で刑務所に行き、現在は出所して保護観察中、ということが冒頭で語られていますが、父親は、集会に行ったとか、そのような発言をしたとかで服役したのでしょうか。詳しくは語られていませんでした。
 2004年公開の映画なので、観たことがある方もいらっしゃると思います。



ページトップへ
プロフィール
秋山 映美
(あきやま えみ)
NPO法人監獄人権センター
理事
明治大学大学院法学研究科修士課程を修了。明治大学法学部在学中から、監獄人権センターにボランティアとして参加。受刑者や家族などから届く、月200件にものぼる相談の手紙にボランティアと協力して対応したり、受刑者の現状を世に訴えたりなど、刑事施設内にいる受刑者の人権に関わる活動を続けている。
監獄人権センターHP
 http://cpr.jca.apc.org/
メニュー
バックナンバー
その他のブログ

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books