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秋山映美の「監獄から社会へ」 2009年07月

犯罪と刑罰

 7月10日のブログにお二人の方からコメントをいただいていたのですが、なかなかお返事できなくて申し訳ありませんでした。簡単にお答えできるものではなく、遅くなってしまいました。今回のブログが、藤さん、くぼたさんへのお返事のかわりになればと思います。

 私たちがなぜ、受刑者支援をしているのかということについて、ブログの第一回目で簡単にふれましたが、今回はもう少し詳しく書こうと思います。



刑務所の中で運転免許証の期限が切れたら

 監獄人権センターには、「刑務所にいる間に運転免許証の更新期限がくるけど、どうしたらよいのか」とか、「運転免許が失効してしまった」というような相談が寄せられます。
 受刑者にとって、運転免許は社会復帰のためには欠かせないもの。重大な問題です。



ミュージカル ウィキッド~WICKED~

 劇団四季のミュージカル、ウィキッドを観てきました。

 ウィキッドは、「オズの魔法使い」のお話の中でドロシーがやっつけてしまう西の悪い魔女が、どうして悪い魔女になったのかというお話です。
 原作は、1995年のグレゴリー・マグワイアの「オズの魔女記」。2003年に原作をアレンジしてブロードウェイで上演されました。
 刑務所や受刑者に直接関係ある話ではないのですが、いろいろと考えさせられるお話なので紹介します。



人権侵害を防止するために

 先日、広島少年院の法務教官が収容されている少年に暴行をして逮捕されたというニュースが報道されていました。皆さんもご覧になったでしょうか?

 報道されているような暴行や嫌がらせが実際に行われていたということなら、非常に問題ですし、しっかりと原因の究明を行う必要があると思います。
 また、このような問題をほかの教官が知っていたにもかかわらず、誰も注意することなく繰り返されていたのであれば、非常に残念です。
 法務省は、この事件を受けて、少年院にも不服申立制度を導入することを検討しているようです。このような事件が二度と起こらないようにするためにも、少年院にも、成人の収容施設のように実行性のある不服申立制度と、外部の独立した視察機関が必要であると思います。



刑事施設に向けられる第三者の目

 覚えていらっしゃる方もたくさんいると思いますが、2002年、名古屋刑務所で、刑務官からの暴行によって受刑者が死傷した事件が明るみにでました。
 その後、この事件を契機として、法務省に行刑改革会議が設置され、明治時代に作られた「監獄法」が改正されました。
※「監獄法」は、2005年に「刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律」(「受刑者処遇法」)として成立し、2006年に引き続き改正され、「刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律」(「刑事被収容者処遇法」)となりました。
 法律改正によって、第三者による視察機関や不服申立制度が整備されました。成人の刑事施設については、刑務所や拘置所それぞれに視察委員会が設置され、警察留置場については、警察本部に視察委員会が設置されたのです。



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プロフィール
秋山 映美
(あきやま えみ)
NPO法人監獄人権センター
理事
明治大学大学院法学研究科修士課程を修了。明治大学法学部在学中から、監獄人権センターにボランティアとして参加。受刑者や家族などから届く、月200件にものぼる相談の手紙にボランティアと協力して対応したり、受刑者の現状を世に訴えたりなど、刑事施設内にいる受刑者の人権に関わる活動を続けている。
監獄人権センターHP
 http://cpr.jca.apc.org/
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