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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

交通アクセスが「移動の要」

 国内の空港路線の、なんと7割が赤字! という報道がありました。私は研修会場間の移動では、国内線を本当に利用させていただいているので、かなりなヘビーユーザーの1人でしょう。
 研修の依頼があった際に、その日はすでに予定が埋まっていないか、なんとか日程の調整がつくかを考えます。それから特に重要なのは、A県からN県にどのようにムリなく「移動できるか」なのです。

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 日本は東京駅や羽田空港を中心として「放射状」に交通機関が張り巡らされているので、東京から行くぶんにはなんとかなるものです。
 と、ところが…(^_^;)
 タテ移動やヨコ移動となると、これがかなり不便だったりします。たとえば宮崎県から長崎県です。同じ九州でも、結局は博多に出てから特急で向かうことになります。これが結構面倒だったりします。
 実は東京に戻って、羽田からとんぼ返りで長崎入りのほうが「便利がよい」と宮崎の県社協の方に教えられて「へえ~」と思ったり。なるほどと感心することも、しばしば。

 それと、先日の台風18号の列島直撃のように、飛行機が欠航した場合、電車を使って移動できるか…これも大きいですね。3年前のこと、雪で鳥取行きが欠航したので、東京から根性(^_^;)で行きました。その道のりは東京駅→岡山駅→在来線特急→鳥取駅というものでした。
 あの時はさすがに「グッタリ」でしたが、研修会場には10分前にすべりこめ、穴を開けずにすみました。

 そこで航空路線の赤字の話題です。小生も「乗っている人は少ないなぁ」と思うのはよくあることで。本当にだれが乗るのやら? と心配になってくるような路線もあります、確かに。昨日は茨城空港が来年の春? に開港とメディアが取り上げていました。どことどこを結ぶのか…羽田? 名古屋? 大阪? ちょっと理解に苦しむのは私だけでしょうか?

 先週は函館を訪れました。函館にはJALと全日空が就航しており、とても便利です。空港もきれいで、情緒いっぱいでした。

ムロさんの写メ日記

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岐阜県主任介護支援専門員フォローアップ研修会終了後の懇親会です。岐阜県では「事例検討・研究」のコマを担当しています。すっかり顔なじみとなったみなさんです

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函館市の漁村です。空き家となった家がありました

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函館港の金森倉庫。この中はとてもリニューアルされて、ガラス工芸やお土産物屋など、たくさん入っています

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静岡県社協主催「研修担当者養成講座」(2日目)の様子です

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各施設で作成してもらった研修3ヵ年アクションプランをまとめたもので、72施設・事業所もあります。

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全国社会福祉協議会の全国地域福祉活動者会議に昨日参加してきました

 今週のメールマガジン「元気いっぱい」第199号は「あの素晴らしい○○を!」です。ケアタウンの公式HPではバックナンバーまで見ることができます。


コメント


 フォローアップ研修の講師を務めていただきありがとうございました。また、夜もいろいろなお話しをお聞かせいただき、私も久々に清々しく充実した一日を過ごさせていただきました。
 フォローアップ研修は義務付けの研修ではないにもかかわらず、多くの方がお申し込みをされ、非常に高いニーズがあることがわかり、また、このニーズに応える講義をいただけたことに、感謝いたします。
 ちなみに、岐阜県の主任介護支援専門員研修では「事例研究・検討」の他に「地域援助技術」もありますので、よろしくお願いいたします。


投稿者: 研修の裏方 | 2009年10月24日 19:04

 高室先生、先日は東京から一番遠い県?に来て頂き有難うございました。パワーをまたもらって1週間が過ぎました。無事に間に合い函館へ到着できてよかったです。
 飛行機と縁遠い場所に住んでいる私は飛行機への憧れが強いですが、そういう次元の話でないですね・・深刻ですね。
 函館の空き家も考えさせられますね。漁村と農村での違いもあるような?気もしますが…。

 今週は100歳の利用者さんと親戚の60歳のおじさんと続けて亡くなられ、複雑な気持ちで過ごしました。おじさんのお通夜での住職さんの言葉が心にしみました。しかし…思い出せない!!認知症かも。思い出したら、コメントします!すみません。
 それでは、お体に気をつけて…インフルにも!うちの息子のクラスは今月2回目の学級閉鎖です(泣)。

 追伸
 …私…ウルトラマンのような?格好で写ってしまいました^^ シュワッチ!?


投稿者: hida-kobajun | 2009年10月24日 21:25

 交通機関、とっても大切ですよね。
 地図上の距離は遠くても、時間は短くて到着できる場所もあれば、すぐそこにあるように思えてもなかなか着かない場所だったり…。
 利用者さんのアセスメントをする際には、通院にどうやっていかれているのかを確認します。
 タクシー代の金額を聞いてため息…。
 若い家族が仕事の休みをとって連れて行ってくれると聞いて、安心したり若い家族のお仕事に負担になっていないのかと気になったり…。
 移動手段は大切ですよね!
 高室先生の移動距離は年間どれくらいになるのでしょうか?
きっと凄い距離になるのでしょう…。
 これからも、日本全国でのご活躍を期待しています(^^)


投稿者: 桃太郎 | 2009年10月28日 22:31

 みなさん、なかなか返事が書けずにお待たせしました(^_^;)
 まずは…

研修の裏方さんへ
 岐阜県はすっかりおなじみになった感があり、フォローアップ研修は、さながら主任ケアマネ研修の同窓会ですね。みなさん、いきいきとした笑顔で、私もとても再会できてうれしかったです。今週から、またまた岐阜県です。よろしくお願いします。

hida-kobajun さん
 お久しぶりです。全国を回ると、書き込みはできなくても「しっかりと読んでいます」という声をいただく機会も増えました。ヘビー読者のhida-kobajun さん、あまり無理せず、気が向いたときに書き込みしてください。
 さてさて、お通夜での一言が思い出せない…それはちょっとやばいかも(笑)。でも、そのうち、記憶の底から沸々を湧き出してくるでしょう。それを楽しみにしていますね。


桃太郎さんへ
 昨日、出雲から益田に行く途中で、桃太郎さんの雨降る街を特急で通りました。
 利用者さんのタクシー代の料金にため息。同感です。なにがかかるって移動に手間も時間も費用もかかるのが中山間地の特徴ですよね。その点で、利用者(家族)支援に交通インフラが本当に重要ですね。
 特急の車窓から右に日本海、左に山々を眺めながら思いをはせていました。
 
 私のブログはデジカメ写真いっぱいが特徴。今年は限界集落と空家をテーマにこまめに撮りだめています。
 随時、ご紹介しますね。
 では、またみなさんの気軽な書き込み、お待ち申しあげています!(^^)!。


投稿者: たかむろ | 2009年11月02日 09:56

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

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