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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

私がうれしい言葉

 みなさんはどんな言葉に励まされますか? どんな言葉にうれしくなりますか?
 月1発行の施設向けメルマガ「ケアコム」に、武蔵野市ケアマネ研修会(3月17日)のモチベーションアンケートを紹介しました。その中の一部です。

 利用者さんからかけられる、「助かっています、最後までまかせるから、ずーと来て下さい」のこの言葉に励まされています。
(2級ヘルパー、女性)
 「無理しなくていいよ、良くやったね・できたね、何か良いアイデアをだそう」の上司の言葉が私を前向きにさせます。
(ケアマネ歴9年、女性)

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 このアンケートでは、みなさんはどんな言葉をかけてもらいたいのかを尋ねてみました。つまり、相手にとってうれしい言葉はこちらからの「かけたい言葉」もあるけれど、相手にとって「かけられたい言葉」から発想することもあるだろう、ということを明らかにしたいと思い、協力してもらっています。

 前回のブログで「がんばれ」について書きましたが、人によっては「がんばれ」よりも「一緒に考えよう」がサポーティブ(協力的)だったりします。
 では、うれしい言葉、相手へのほめ言葉の数々をご紹介しますね。

・いつも明るいですね
・憧れます、すてきです
・意外な才能があるんですね
・一緒に仕事ができてうれしいです
・おしゃれですね
・~に任せれば安心です
・さすがですね、すごいですね
・人間味がありますね
・~さんは面倒見がいいですねぇ
・元気もらいました

 うれしい言葉って実は、探すのでなく、自分に問いかけると、いろいろ湧いてくるものではないでしょうか?
 言葉は「無限」です。
 言葉は相手の心の「栄養分」です。
 うれしい言葉、やさしい言葉、あたたかい言葉が自然に湧きでるようになりたいものですね。

ムロさんの写メ日記
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先日の新宿御苑のお花見風景です

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男性高齢者の方々の記念写真風景がほほえましいです

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地面スレスレにまで花が降りています。見上げるのでなく、見下ろすわけ?ですね

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子どもたちを撮る往年のカメラ小僧?

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東京都のケアマネのMさんから届いた桜の写メです。しばしお花見気分に酔ってください!(^^)!

 今週のメールマガジン「元気いっぱい」第173号は「続・社会的ひきこもり」です。ケアタウン総合研究所の公式HPでもバックナンバーをすべて見ることができます。


コメント


 言葉の大切さと難しさを感じる日々です…学校を卒業する際に先生から教えていただいた詩があります。
『たった一言』
たった一言
あの言葉があんなにあの人を
喜ばせたのか

たった一言
あの言葉があんなにあの人を
傷つけてしまったのか

たった一言

 言葉を大切にできることは、相手も自分も大切にできることなのでしょうね…
 先日少し誤解を招くことがあり、落ち込んでいましたので再度気持ちをいれかえて…です(^^)


投稿者: 桃太郎 | 2009年04月11日 08:44

 初めまして、ノンです 
 自分は6年間の認知症対応型の施設管理職から包括支援センターに異動した、新人ホヤホヤのケアマネです。
 右も左もわからない、契約に必要な書面はから開始です><不安で不安で!!続くかな?と!!でもここに来てケアマネさんたちのコメントを読みながら…明日から一週間又頑張ってみようと思っています。
 これからもお邪魔します。よろしくお願いいたします。


投稿者: ノン君 | 2009年04月12日 20:44

桃太郎さんへ

 お久しぶりです。
 そんなつもりはないのに、誤解を招くこと、ありますよね。
 言葉は「消えもの」ですから、言ったほうがすっかり忘れていても、相手の心に残っているものです。それも傷つくような言葉ほど。だからこそ、慎重に扱いたいものです。

 人が何を見ているのかは、その視線の先や姿勢を眺めるとわかりますが、人がどのように聞いているかなんて、耳の奥に入るわけにもいかず。
 
 それに、耳が遠いかと思えば、余計なことまでしっかりと聞いていたりする人もいますしね。

 それを世間では「地獄耳」と称しますね。

 でもまずは心をこめて話すことですね。

 今回のことは、あまりクヨクヨせずに。

 気に病むことがもっともいけないことですしね。まずは素直に謝って、どう言えば伝わったか、相手に思い切って尋ねることで、自分の伝え方のレパートリーを増やすことになりますから。

 桃太郎は物語のなかでも「強い」のですから(笑)


ノン君へ

 新天地の地域包括ケアの世界へ、ようこそ!

 新しい領域って不安ですよね。わかります、わかります。私は20代~30代に4回転職を経験していますから。でもこれも今風の転職ではなく、振り返れば仕事を通して経験を積むすばらしいノウハウとなっています。

 苦労することは、苦労している人の気持ちがわかるということ。できないことを自責になるのでなく、「どうしたらできるようになるか」とポジティブに考えましょう。それで先週より仕事がはかどるようになれば、それがご自身の仕事力が少しパワーアップしたことになりますからね。

 「習うより慣れろ」という言葉もあります。

 「焦らず、急がず、でも腐らず(笑)」が、新人の心得ではないでしょうか。

 また素直なつぶやきをお待ちしています!(^^)!


投稿者: たかむろ | 2009年04月16日 11:10

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
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発行:中央法規出版
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