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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

体調管理

 今回は、体調管理について書こうと思います。というのも、先週はめずらしく、風邪からくる熱が出まして……大抵は注意しているので大丈夫ですが、今回はまた意外なほど高熱が出て。いやはや、少々驚きと反省の日々でした。

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 普段から体調には注意を払っているほうだと思います。とくに連日の研修が続くと、まずは「わが身ひとつ」ですから、風邪などは厳禁です。受講生の方に迷惑をかけるだけでなく、もしかしたら風邪菌を移してしまう可能性があるからです。
 ところが、「病は気から」とはよくいったもので、気合いが入っていると、案外大丈夫なものです。過去には10日間研修ぶっ通しというのもありましたが、喉はちょっとキツイですが、気合いでなんとか乗り切れるものです。

 しかし今回は…(^_^;)。油断していたのでしょうか。ただ、最小限の影響で抑えるために、札幌ではクイックマッサージで身体をほぐしたり(Sさん、すばやい対応に感謝!)、あの手この手を駆使しました。
 今回は、38度の高熱で札幌から奈良に移動という中で、大人用「冷えピタシート」も初体験しました。通常なら布団に臥している私ですが、そんなことは言ってらんない。四輪カートをゴロゴロしながらの移動はかなりつらいものがありましたが、これができるのも、丈夫な身体に生んでくれた両親に感謝感謝です。

 翌日、奈良での研修会は10時からだったので、ホテル傍の病院に即効でかかりました。内科が混んでいるので、「喉がちょっと痛い」といったおかげで耳鼻科に。そこで鼻からファイバースコープを挿入されて、喉の奥深くも診てもらいました。声帯のあたりをツンツンとされ、これも初体験でした。
 何事もプラス? にしたい私は、耳鼻科の先生の5分間診療中にいろいろと取材。ただでは起きないムロ先生がそこにいました(笑)。
 なお、やっぱり耳鼻科でもらった薬の効きがいま一つなので(^_^;)、その日の夕方、岐阜の高山市で再度クリニックで診察してもらいました(Nさん、感謝!)。
 「このお薬ですが、効かないんです」
 35歳くらいの医師は「これは…ただの喉の痛み止めですね」。ううう、効くわけないですね。

 風邪はすっかり完治し、今は松山市に向かう特急しおかぜの車内でこの原稿を書いています。
 眼下に夕暮れの瀬戸内海が広がります。耳には「瀬戸の花嫁」のBGMが…。

ムロさんのデジカメ日記
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特急の中で冷えピタシートを貼りました。恥ずかしいなんて言ってらんないです

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新宿御苑の事務所そばの駐車場にある、ベトナム製のオート3輪車です。今度はぜひとも、走っているのが見たいものです

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東京の神田某所のフクロウ像。カワユイですね

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愛知県のコトミさん(社会福祉士)から、蝶の写真が届きました。ホッとする一瞬ですね

 ケアタウン総合研究所の今週のメールマガジン「元気いっぱい」第130号は「理想のマッチング」です。


コメント


 ムロさん、初めまして。体調はいかがでしょうか。
 私は昨年12月に介護支援専門員試験に合格し、実務研修を先月ようやく終了し、今、就職活動をしています。
 試験勉強に専念するために昨年の夏、福祉施設の職場を辞めています。就職活動を始めて思うことは、施設の場合(特養)、介護支援専門員ではなく、介護職から入ること。介護支援専門員としての経験がないので、介護の現場をしながらということらしいのですが。
 契約も、介護支援専門員ではなく介護職になります。はじめから介護支援専門員で就職することは無理なことなのでしょうか。
 介護支援専門員としての意義がわからなくなってしまいました。ムロさん教えてください。


投稿者: 鳥の子 | 2008年06月24日 18:17

 先生…冷えぴたシートがなんとも可愛い?らしくみえるのは私だけでしょうか?
 本当に毎日日本全国縦断ですから、体調管理には気をつけていらっしゃるかと思いますが、スーパーマンのようにはね^^…。
 こちらも暑かったり寒かったりと風邪引きそうな気配です。
 そんな時はまず!葛根湯→農協の置き薬…瓶のやつ! これが意外に? 効くんです! そしてドリンク! 朝だなんていってられません。夕方会議がある時など、飲んでから向かいます。そのせいか…今夜はいまだに?元気だ~^^

追伸 メンタリングに私情が入ってしまうと難しいなと思います。お互いにプロフェッショナルでないとだめですよね。今の悩みです。


投稿者: hida-kobajun | 2008年06月24日 23:09

 高室先生、体調はいかがですか? きっと、驚異的な回復力で日々ご活躍のことと思います。
 どんなアクシデントが起こっても、その時その時で最善を尽くし(クイックマッサージやシートなどなど…!)そして…『ただでは起きない』これが、前向きにとらえる「心の感じ方のクセ」ですね!
 身体が資本の私たちの仕事。私自身も、体調管理には気をつけなくちゃ…と感じました。
 梅雨のうっとうしさを紫陽花の花が慰めてくれます(^^)
 今年も半年過ぎました…


投稿者: ひまわり | 2008年06月25日 07:38

 高室先生、その後の体調はいかがでしょうか?
 梅雨時でこのじめじめした天気が良くないですよね?
 今のこの時期、脱水症状にならないように水分補給が大事ですね。私も「冷えぴた」を愛用してます。
 私は昨年から、居宅でケアマネをしています。職場では和気あいあいと何でも話せちゃうです(*^_^*)。やはりこの仕事は、人間関係でしょうね? 先週の行政のケアプラン研修では、チームワークとネットワーク作りが大事だと言っていました。
 先生はご多忙で大変ですが、おいしい物食べてご活躍をお祈りして居ります♪


投稿者: スズちゃん | 2008年06月26日 01:52

 みなさん、ご心配かけてしまいました。すっかり本調子に戻っていますので、ご安心ください!(^^)!

hida-kobajun さんへ
 元気回復法を参考にします。ちなみにメンタリングは私情の入り度合いですよね。この内容は、火曜日に配信したメルマガ「元気いっぱい」をご覧ください。HPでも読めます。

ひまわりさんへ
 驚異的というとまるでプロレスラーのようで(笑)。まずは健康のありがたさを感じます。

すずさんへ
 感情労働だからこそ、お互いの「心の支え合い」が大切なんでしょうね。まずは支えてもらう前に「誰かを支える」ことをいつも心がけてください。自分がその始まりをつくることで職場やケアチームのムードは高まりますからね。

鳥の子さんへ
 介護支援専門員の合格、おめでとうございます。ご相談の内容ですが、最初から施設ケアマネとしての就職は無理とは思いません。ただし、在宅の経験のない鳥の子さんが資格があるといっても、すぐに施設のケアマネジメントができるかというとなかなか難しいものがあるのではないかと思います。
 施設側としては、まずは現場を知ってもらいたい、人間関係を作ってからというのもわかる気がします。しかし、扱いが介護職というのは、ちょっと違うと思いますが。先方の施設で介護職が不足していることが原因かも?
 施設の前に、居宅介護支援事業所で力量をつけてから施設ケアマネにチャレンジされるのも一考だと思いますが。
 またメールください。



投稿者: タカムロ | 2008年06月26日 19:39

 私も鳥の子さんと同じで、去年の試験で合格いたしました。あ、あたしも同じ…(笑)という思いで、コメントをいれさせていただきました。
 今まで、施設も在宅も介護職として経験はありますが、ケアマネという仕事がよくわからず、それから怖くて(世間では大変だといわれています…)、なかなかふみきれずにいます。
 在宅希望ですが、給与も待遇もそれぞれで、どこにしぼって就職活動をしていいかわかりません。
 初心者の私としては、最初は教えていただけるところを希望していますが、、、。
 おばさんなので、体当たりでいくしかないでしょうか…


投稿者: たんぽぽ | 2008年06月26日 21:18

 高室先生こんばんは☆体調良くなってほっとしました。
 居宅でケアマネをしています。ちょっと精神的に疲れ果て(T_T)今日、銀座散策をしてきました。
 昔と違い、季節感がありませんよね。もうすぐ七夕ですね。そんな中、街中は笹が飾られ、鳩居堂に入ると短冊が置いてありました。
 店内には季節を感じるはがきがあり、七夕はがきを手にし購入しました。そして短冊をもらい、願い事を書き笹につけました。
 何か良い気分転換方法はありますか?


投稿者: 七夕 | 2008年06月27日 01:25

たんぽぽさんへ

 最初は教えていただく気持ちでということでしたら、すぐに即戦力が求められる小規模事業所でなく、10人前後を要する事業所がよいでしょうね。
 体当たりもよいですが、当たって砕け散って(笑)は、元も子もないので、下調べをして、どこでもよいではなく、「○○事業所の理念のもとにがんばりたい」と口説き落とすぐらいの勢いでやられたらどうでしょうか? 熱意はきっと通じます。

七夕さんへ
 そうですか、銀座の伊東屋さんに行かれたのでしょうか? 小生も銀座の出版社に行く際は必ず寄るようにしています。素敵なはがきや文具を眺めているだけで楽しいですもんね!(^^)!
 気分転換に「香り」はいかがですか? アロマっぽい香りもよいでしょうし、ちょっと懐かしい蜜の香りとか。「五感」という視点から考えると、読書は視覚、映画は聴覚と視覚、スポーツは体感(触覚)、食べ歩き(食い倒れ)は味覚です。
 どれもちょっと構えないとできないリラックス法ですが、バッグに匂い袋や香水を入れておくだけで、嗅覚の気分転換にとってもコンビニエンス。ちなみに世界の8大峰を踏破した登山家の野口健二さんは、登頂がつらくてつらくて仕方ない時には、奥さんのハンカチの香りを嗅いで自分をモチベーションアップしたそうですよ。
 いろいろ工夫して、また書き込みしてください。お返事が遅くなりすみませんでした。


投稿者: たかむろ | 2008年07月03日 16:06

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

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