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永島徹の「風」の贈り物 2007年10月

真の思いを確認するとき

 最近、研修会の講義や講座の最後に「私の思い(真実と事実)」という詩をご紹介させていただいています。
 この詩は、日頃かかわる利用者の皆さんから、さまざまな表現方法で私たちに伝えてもらった「思い」をベースに作ったものです。今までと変わらない「思い」に気づいてほしい。そして、認知症ということに対して、目に見える事実だけですべてをわかったつもりにならずに、その言動で表現しきれないことについてどうか察してくださいという内容のものです。
 そのような一人ひとりの「思い」から、私たちは多くの気づきや学びを得て、毎日の仕事をしています。



地域社会にある、一人ひとりがもつ底力

 先週は、新潟県妙高市で開催された「第8回全国介護保険推進サミット」に参加してきました。
 妙高高原の山々がうっすらと衣替えを始めている中、2日間でのべ4000人という多くの参加者が集い、講演会、パネルディスカッション、レセプションや分科会などが開かれました。
 私は第1分科会に参加し、みんなで育む介護予防「身近な『なじみ』を活かした介護予防~認知症理解を踏まえた介護予防の取り組み~」という演題で、地元の活動を報告させていただきました。コーディネーターに、NHK解説委員の村田幸子さんに入っていただき、他のパネラーの和光市の東内京一さん、Jリーグ・アルビレックス新潟の小山直久さん、厚労省の古元重和さんとご一緒させていただきました。



社会の資源を活かす~風通しの良い福祉現場の実現から~

 皆さんは『介護相談員』をご存じですか? 介護施設や在宅で介護サービスを利用している当事者の話し相手になり、いろいろとその方の思いなどを聴き、サービス提供者にとってもより良い関係を構築していくために貢献してくださる方です。
 その多くは、施設で暮らされている高齢者の話を伺うことが多いようです。簡単にいえば、施設や介護サービスを利用している高齢者の頼もしい話し相手です。



「地域発見」から見えてくるコミュニティーワークの方向性

 先週は、栃木県の県東地区の包括支援センターや居宅介護支援事業所のケアマネジャー向けに講演をしてきました(主催:栃木県健康福祉センター)。今流行りの地域包括ケアのコミュニティソーシャルーワークについてです。
 風の詩の活動をスタートしてから、私は専門職だけでなく一般の方も対象に、認知症ケアを通して、地域を育むことの大切さをお話しさせていただく機会を多くもってきました。最近では専門職を対象に、地域福祉やコミュニティソーシャルネットワークをテーマにした講演の依頼が多くなっています。
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講演風景



地域を育む秋~サロンでの介護予防教室~

 ようやく涼しくなってきた秋の夜。私のささやかな楽しみは、「パパ、飲み過ぎちゃだめだよ」という7歳の娘の声を聞きながら、少しだけ焼酎を飲むことです。先日、台風の中仕事で訪ねた沖縄で仕入れてきた泡盛を飲みながら、琉球の風を思い出しています。私の秋の夜のひとときです。
 そして昼間の私は、前回のブログでお伝えしたとおり、「地域を育む秋」を過ごしています。昨日は、市内のサロンの介護予防教室(テーマは認知症予防)でお話しさせていただいてきました。月に1~2回、申し込みのあった町のサロンにうかがっていますが、サロンには地域ごとに異なる雰囲気があり、同じ市内でもさまざまな地域性があることを感じます。そんな地域性を活かしていくことが大切だなと思いながら、毎回お話しさせていただいています。



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プロフィール
永島徹
(ながしま とおる)
NPO法人「風の詩」副理事長。社会福祉士、ケアマネジャー。大学卒業後、青森県にて精神科ソーシャルワーカーとして精神障害回復者の社会復帰活動に従事した後、郷里である栃木県へ戻り、特別養護老人ホーム併設の在宅介護支援センターに勤務し、地域の中で生じているさまざまな介護上の諸問題についての相談等に応じる傍ら、ケアマネジャーとして介護サービス利用者がより良い生活を過ごしていけるようにと活動。その後、縦割りではなく複合的な地域福祉の拠点を創ろうという計画で、NPO法人「風の詩」を設立、現在に至る。

【永島徹さんの最新刊】
『必察! 認知症ケア 思いを察することからはじまる生活ること支援』
著者:永島徹
定価:¥1,890(税込)
発行:中央法規出版
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