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永島徹の「風」の贈り物 2009年03月

介護予防教室から育まれる笑顔の輪

 行政からの単年度委託事業として続いてきた「いきいきお達者教室」(一般高齢者向け介護予防事業)が今年度でファイナルを迎えました。思えば5年ほど前から企画運営をし、多くの方々がこの教室に参加してくれました。

 教室を始めた頃を振り返ると、参加者も様変わりし、参加者にとって身近で生活に密着した内容になってきたと思います。それは、教室の取り組みの中で、さまざまな方の力添えがあったからこそです。



皆さんに感謝です!

 先週の土曜日(14日)、『必察! 認知症ケア』出版記念ということで、記念講演をさせていただきました。
 このたびの講演は、TBC福祉教育センターが主催して企画・運営をしていただき、その案内の効果のおかげで、雨の日にもかかわらず、約300名の参加者が集ってくださいました。その多くは専門職でしたが、一般の参加もみられました。



島根での出会いに「だんだん」

 3月11日。まだ夜明けには早い午前3時30分。暦では3月になったけれども、まだまだ明け方は冷える時期。
 早朝から仕事に出かける準備をし、始発電車に間に合うようゴソゴソと身支度を始めました。今回は、島根県介護研修センター主催の認知症介護研修講座で講演の話をいただき、その講演会場に向かうため、早朝より準備をしていたのです。
 いつもそうですが、今度の講演ではどんな方々にお会いできるのかと思いをはせながら、島根県に向かいました。



認知症ケアを支える地域の連携を育む集い

 今週は、このブログでもPRをさせてもらいました、若年性認知症に関する企画を催しました。
 認知症といえば、どうしても高齢者というイメージが強い昨今ですが、実は、若くして認知症に悩み、誰にも相談できず、職場で必死に仕事をしていたり、自宅にこもってしまった生活をしている方。そして、その方に寄り添いながらサポートしている家族。人によっては、「怠けている」という心ない陰口を言われていることもあります。
 そこで、栃木県高齢者小規模ケアネットワークや栃木県認知症の人と介護者の会と共同で催し、改めて若年性認知症について理解を深め考えていこうと考えました。第一弾として、認知症介護研究・研修東京センタ- 副センター長の今井幸充先生をお招きして、若年性認知症という切り口から、医療の視点や生活の視点について講話をいただき、その後、私が司会をして参加者の皆さんと意見交換をしました。
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会場からの質問に答える今井幸充先生〈右)



まだまだあるぞ、社会資源

 今週は、栃木県高齢福祉課が主催する介護相談員現任研修の講義を、県高齢対策課の方々と2日間行ってきました。この介護相談員は現在、全国で約9590人いて、この事業を実施している市町村は約529あるといわれています。介護相談員に関するホームページ(http://www.kaigosodan.com/index.html)では、次のように介護相談員を紹介しています。
 「介護相談員は、利用者から介護サービスに関する苦情や不満等を聞き、サービス提供者や行政とのあいだに立って、問題解決に向けた手助けをする専門家です」



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プロフィール
永島徹
(ながしま とおる)
NPO法人「風の詩」副理事長。社会福祉士、ケアマネジャー。大学卒業後、青森県にて精神科ソーシャルワーカーとして精神障害回復者の社会復帰活動に従事した後、郷里である栃木県へ戻り、特別養護老人ホーム併設の在宅介護支援センターに勤務し、地域の中で生じているさまざまな介護上の諸問題についての相談等に応じる傍ら、ケアマネジャーとして介護サービス利用者がより良い生活を過ごしていけるようにと活動。その後、縦割りではなく複合的な地域福祉の拠点を創ろうという計画で、NPO法人「風の詩」を設立、現在に至る。

【永島徹さんの最新刊】
『必察! 認知症ケア 思いを察することからはじまる生活ること支援』
著者:永島徹
定価:¥1,890(税込)
発行:中央法規出版
ご注文はe-booksから
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